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ウクライナ進行し、第二次世界大戦のフランスのように電撃的に陥落させることを企んでいたと考えられるロシア。それが失敗し泥沼に陥っているのですが、アメリカ政府によるとこのロシア軍について相当古い旧ソ連時代の兵器まで使用していると主張しています。

アメリカ国防省によると既にロシア軍は戦争前に備蓄していたと考えられる自走砲(大砲)、および各種ロケット砲などは使い果たした状態だと見ており、かわりに劣化した状態の兵器を運用していると考えられると主張しています。

Ukraine Situation Report: Russia Relying On 'Degraded' Ammo Says Pentagon

この内容については米国防省の公式見解ではなくあくまでネットメディアなどに対して匿名の当局者が説明しているというものです。
具体的には今から40年以上前、1980年より以前に生産されたこれら各種兵器・弾薬を使用しているというもので、これらは発見された不発弾などからウクライナ経由で実態が明らかになっているものと思われます。

記事では「古い弾薬の依存はロシア軍の多くの不発弾などさらに悪い結果をもたらしている」としています。



ロシアの兵器については特に精密誘導兵器については多くにアメリカなど西側の半導体が利用されていることが明らかになっており、既に制裁が入っており新規生産はほぼ不可能となっている可能性があります。一方で通常砲弾についても国内生産の増加など対応、さらに北朝鮮やイランなど世界に悪影響を与えている国家から輸入を考えている、または既に行われているとされています。

もちろんイランからの輸入であれば形だけの常任理事国のロシアが公然と国連安全保障理事会決議 2231 にしているということになります。一方で射程300km未満の兵器であれば決議違反とはならないとしており、例えば既存のミサイル性能を抑える形で輸出できるのではないかと記事では指摘されています。

イランについてはロシアに対する武器輸出は過去に輸出していたことを隠していたもののその後認める発言をしています。イランは国際的な批判の矛先が自らに向くことが予想され、負ける可能性が高いロシア側に付くという覚悟がないのか対応は慎重になっていることが伺えます。

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