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新型コロナ感染対策で急ハンドルを切った中国。これまでの厳格な防疫耐性を急に緩めるという政策をとったのですが、それからわずか半月。北京では通常の6倍もの火葬が行われている実態が明らかになりました。

北京市における新型コロナの死者。グーグルのデータによるとここ1年で死亡した人はわずか1人。全期間で13人です。最近2022年12月18日に2人死亡したと発表しています。

중국의 ‘새빨간 거짓말’…시신 2000구 쌓였는데 “사망자 2명” 발표 | 나우뉴스
https://nownews.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20221219601016&cp=nownews

一方香港メディアによると北京にある官営葬儀場12ヶ所を直接取材した結果として、現在火葬できない遺体が相当数となっており既に火葬場がパンク状態になっていると伝えています。一部の葬儀業者関係者によると「17日、24時間で北京市内で自宅で死亡した新型コロナ感染者は2700人に達していると知っている」と報道しているとのこと。
かなり深刻な状況になっているのですが、とある葬儀業者の職員は「北京にある大規模な葬儀場では1日に平均で300ほど火葬できる能力があります。でも火葬しないといけない遺体が2000あまり残った状態」とし「これだけでも1週間ずっと火葬しても処理できない状況です」と伝えています。

同様の内容はアメリカのウォールストリートジャーナルが取材した別の北京市内の火葬場職員も「1日24時間の間、火葬場を回している。対応できない」と話しています。実はこの火葬場は北京市当局が運営しているところで、新型コロナに感染した死者の遺体のみを専門に扱う指定された施設だとしています。

ウォールストリートジャーナルは火葬場職員の証言に基づいて、北京市では最近1日に確定死亡者は200人程度を処理していると推測しています。普段はこの火葬場が処理する一日平均の遺体数は30~40程度で最近死者が急増したように見えるとし、火葬しようとしたある住民は「この火葬場を利用するには最低でも2日は待たないといけない」という話を紹介しています。

この情報は既にSNSでも話題になっており、Twitterユーザーは火葬場行列の動画を投稿しており、「北京のすべての火葬場は24時間稼働しているにもかかわらず、遺体を全て処理できずにいる」と伝えています。

また既にこの情報は中国国内でも知られているといい中国内外でも「実際にコロナで死亡する人の正確な集計がされていないのではないか」「集計が偽りになっているのではないか」という疑惑がでており、中国版Twitterこととウェイボでも当局の発表を信じられないという反応が相次いでいると伝えています。

例として「中国の人口は10数億人いるがコロナで死亡したのは2人というのは信じられない」別の人は「というか先日祖父がコロナで死亡したんだけど緩和後は街に救急車が走り回っている」という内容が書き込まれていたとしています。