ニューサウスウェールズ州保健局は原因は卸売大手コストコで購入した汚染されたリビエラファームのほうれん草が原因だったとしており、これまで4世帯の人から「食品関連の毒性反応の可能性」があり医師の診察が必要としていると発表しました。

保健当局によると初期調査として問題の反応は「食品中の偶発的な汚染物質」によって引き起こされた可能性があるとしており、このほうれん草の摂取した場合、せん妄や混乱、幻覚、急速な心拍、目のかすみなどの『深刻な症状』が生じる可能性があると警告しています。
ただし記事では具体的にどのような物質により引き起こされているのかについては記載されていません。

合わせて当局によるとコストコで販売されていたほうれん草は賞味期限が12月16日だとしており、「安全に食べることはできないので、持っている人は捨ててください」と公式で発表しています。

NSW毒物情報センターのダレン・ロバーツ博士は「一部の患者は発症から1日以上経っても体調が悪い」、「かなり具合の悪い患者は、そこに存在しないものを見ている。著しい幻覚状態になっている！」と説明しており、「私も何が起こったのかうまく説明できない」「誰もこの食中毒で命を落としていないことは良いがこれらの人々はかなり症状だ」と明らかにしています。