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新型コロナに対して強い締付けを維持しついに国民の不満が爆発した中国。一転して規制を緩和するなど急ハンドルを切ったのですが、それから2週間を過ぎた現在首都北京では既に医療崩壊レベルの混乱が発生していると報じられています。

中国における新型コロナに関して実際のところあの抗議活動以前の時点で大流行が始まっており、それが原因で各地で長期間の封鎖措置がされていたという見方が強いのですが、現在中国では具体的に何人の新型コロナの感染者がいるのかは正確に把握しておらず、公表されている数値自体も正しいものではないため現状は全くわかっていません。

もちろんこれが間違いというわけでもなく、むしろ世界中で未だに感染者の数を正確に数え発表しているのは日本と韓国の2カ国くらいで、これが理由で日本ではここ最近の新型コロナの感染者が世界1位となっています。



そんな中国では新型コロナの感染者数が全国的に急拡大しているとみられ、首都北京でもコントロールは不能状態に陥っていると報じられています。これは先日、北京で撮影された火葬場の行列をみてもわかるように医療が最も充実している北京でも既に医療現場では病室満員状態となっており、解熱剤すらも無い状態になっているとのこと。

これに関して香港メディアは今月17日、1日だけの首都北京で死亡した感染者は推定で2700人としておりこの噂を受けて中国当局は19日の発表で「18日の死者数は2人だった」と発表。中国ではここ数ヶ月、新型コロナの死者数は1人または0人ということを続けていました。また最近は+5人としており、直近の死者数はわずか7人としています。

いずれにしても中国では新型コロナはただの風邪というあくまで世界標準的な判断をしているものの背景は謎の中国産ワクチンの有効性、これまでの感染者数の少なさ、高齢者の多さ、医療水準の低さ、さらに緩和に急ハンドルを切ったことで死者数が大量にでているものと考えられます。

参考