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韓国の複数メディアによると12月29日、第2京仁高速道路の義王というインターチェンジ付近で発生した大規模火災に関して防音のため設置されたトンネル構造により有毒ガスにより被害が拡大したと報じています。

記事によると同日午後1時49分に火災発生の一報が入りその後複数の緊急要請が相次ぎました。その後消火が完了したのは3時20分ごろだったとしてます。

この火災は都市部を通る高架橋で発生しました。しかし、日本にあるのか無いのかかなり珍しいと思われるのですが、道路部分をすっぽりと覆ったトンネル構造が続いており、防音のため設置されているとのことです。



しかし今回の火災ではいわゆるトンネル火災のような状態となり被害が拡大。最終的に消防車や装備など最大80基が投入され消火にあたったとしています。この火災で数百メートルのトンネル構造が焼け落ちる被害が出たとしています。
人的被害は死亡者6人、顔面やけどなど重傷者3人、煙を吸うなど軽傷者が26人で死亡したのは事故を起こした車両などから主に見つかったとしています。

出火したのはバスとトラックによる交通事故が原因です。その後、火は車ではなくこの防音トンネルに燃え広がり火災が拡大したと考えられています。焼けた車は合計で44台としており、この日は風が強かったこともあり、タバコのような感じで空気が抜けたことで燃え広がったと見ています。

また被害にあった人は煙の被害が多かったともしており延焼、けが人はこのトンネル構造そのものに原因があった可能性が高いと見られています。