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先進国で問題になっている少子化。この流れを止める取り組みは各国で行われているのですが、今回は韓国です。韓国政府によると2028年頃の小学生人口は1970年に比べて1/3まで減少すると予想しています。

韓国の教育部(省)および韓国教育開発院が共同で今月6日に発表した「2023~29年小中高生数統計」
。これは将来の教育政策資料として利用するため作られた調査・統計データです。

この資料には未来の子供人口を記した項目があるのですが全国の小中高生数は今年520万2000人となっているものの2024年512万4000人、2025年500万5000人、そして2029年には425万3000人になると見ています。

これは将来にわたって少子化が止まらないことを予想したものであり、小学生のみ見てみると
2022年 266万4000
2023年 258万3000人
2024年 246万6000人
2025年 230万9000人

2028年 200万人以下と推定されました。

韓国では統計が始まった1970年には小学生が約575万人もいたとされ1/3以下にまで減少することになります。

問題はこの予測は今後さらに加速して減少する可能性が高いという点。過去にも同じ将来予測がされているもののすでに6万人ほど開きがでているとのこと。理由は統計データの人数誤差としているものの、いずれにしても少子化が進むというのは避けられない状況です。



参考