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広大な排他的経済水域を有する海洋国家日本。太平洋の東側に位置する重要な地域に存在している国ですが、一方で原子力潜水艦の配備に関して米海軍トップは保有はあり得ると発言したと報じられています。

多くの国家が普通に保有している原子力潜水艦。アメリカ・ロシアは当然として、インドや中国も当然配備しています。しかし日本はバッテリーとエンジンで動く通常動力の潜水艦のみで長期間潜水航行可能などの特徴がある原子力潜水艦は配備していません。

その背景にはコストなどがあるのですが、最近オーストラリアが米国・英国と共同の安全保障同盟「AUKUS(オーカス)」を締結したことでオーストラリアも初めて原子力潜水艦を導入することが決定となりました。では同じく広大な海を持っている日本はどうなのか。

記事によると米海軍研究所が運営する軍事専門メディアは米海軍トップとなるマイケル・ギルディ米海軍作戦部長が「オーストラリアと類似の形で原子力潜水艦の確保に出る可能性がある」という趣旨の発言をしたと報じています。

具体的には「日本が原子力潜水艦を建造しようとする決定は、数年間にわたり政治的および財政的に国家的次元の支援が求められる大きなステップ」という内容だったとしています。このニュアンスがいったいどいうものだったのかは不明なのですが、いずれにしても日本が原子力潜水艦を保有する根拠あり、想定されるという主張だったと考えられます。



原子力潜水艦については文字通り原子力のエネルギーをしている艦艇であり、アメリカでは攻撃型や弾道ミサイルを搭載した潜水艦に搭載されています。

一般的に言われる原子力潜水艦のメリットは原子炉の動作には酸素を必要とせず長期間の連続潜航が可能な点です。これは酸素補給のように脆弱になる海面付近まで浮上する必要がないため総合的に攻撃力や隠匿性が高まることを意味します。

核燃料棒の交換についても数年から十数年に一度。化石燃料を消費する通常型潜水艦のように酸素補給のための潜航時間の制約がなく燃料補給の手間もないため、制約はいくつかあるものの一度出向すれば、あくまで単純な理論上として艦内の食糧がなくなるまで任務を続けることができる、そのようなメリットがある潜水艦です。

参考