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中国国家統計局が17日に発表した統計で2022年末の中国人口は約14億1000万人となり1年間で68万人の減少となったと発表しました。これは統計が始まってから実に61年ぶりの減少となったのですが、今回は中国の人口という数値を軽く見ていこうと思います。

現在世界で最も多くの人口を抱えているのは中国です。この数値がどのくらい正確に計れているのかは、いろいろ言われていることはあるのですが、今回中国当局が発表した数値によると2022年における出生人口つまり新たに生まれてきた子は956万人となり72年ぶりに1000万人を切ったとしています。このことからも人口減がすでにはじまっててもおかしくないことが伺えるのですが、一方で死者数は1年間で1041万人となっています。

そして男女比です。中国では長らく一人っ子政策として男性優位な社会も背景にあり女性より男性が多い傾が続いています。現在における男女比は男性7億2206万人、女性6億8969万人となっており、性別比率は女性を100とすると男性104.7人となりました。

一方で日本は95.8%となり男性よりも女性が多くいるということになります。これは男性よりも女性のほうが長生きであることが理由と考えられます。

ちなみに男性よりも女性が多い国は一般的にアメリカや日本、欧米各国です。一方で女性が多い国はインド、中国、韓国、など意外と多くあり、特に中東から北アフリカ大陸、そして東南アジアでその傾向が見えます。
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