ツイッター

イーロン・マスク氏が買収したことでTwitterがこれまで行ってきた悪態が明るみになっているのですが、最近元従業員とする人物によると「多くの社員はどのアカウントからでも自由にツイートできる」という非常に問題がある機能が実装されていると報じられています。

Twitterの元従業員が、同社のずさんなセキュリティ体制を指摘する内部告発を行いました。この元従業員の証言によると、Twitterには「どのアカウントからでも自由にツイートできるようになる」という「GodMode(ゴッドモード)」が存在しており、ツイートを削除したり復元したりも自由であることが明らかになっています。

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このTwitterについては日本では『左翼的テーマ』が毎回トレンド入りするなど、あきらかに政治的な目標達成のために利用されていたと見られてもおかしくない実態もあきらかになっているのですが、今回はTwitter社で実装されているという「GodMode(ゴッドモード)」というすべての操作が利用可能になるという内容です。

どういうことかというと、Twitter社の人間が特定のアカウント用いてツイートすることもできるというもので、例えばアメリカのトランプ大統領や有力者のアカウントを用いてTwitter社の人間がツイートすることも事実上可能だという意味です。

流石にTwitter側はそのようなことは行ってはないと考えられるのですが、
Twitterのセキュリティに対する懸念が沸き上がったのは、2020年に当時17歳の若者がTwitterの内部システムをハッキングし、イーロン・マスク氏やバラク・オバマ氏のTwitterアカウントからツイートを行うという事案が発生した際です。
となっており、ハッカーがゴッドモードを利用することで有力者のTwitterを操作していることが実際に発生していました。



なぜこのような機能を実装していたのかについては不明ですが、このモードが存在する理由は「自分でツイートすることができない広告主」に代わってTwitterの従業員がツイートを行うためだ。などと意味不明な主張をしています。

そしてこのゴッドモードを使用してなりすまして書き込んだとしても記録が残されないという問題です。さらにこのゴッドモードはTwitter社のあまりに多くの人が利用できる状態になっていたといい、多発していた有名人らのTwitter乗っ取り事件は背後にハッカーにより不正アクセスでゴッドモードを利用されていた可能性も伺え、あまりに雑な機能になっていたことはまちがいありません。