
自分を撮影しSNSに投稿する人たち。どのような理由でそれを行っているのか。研究から女性は反社会的性格やナルシシズムなどの攻撃的な性格要因が女性の自撮り投稿行動を促進する可能性があること研究結果が報告されています。
様々な理由で自撮りする人がいます。例えばファッションやコスプレとなど頭から足までの姿をどうしても見せる必要があるというもです。しかし、イギリスのスウォンジー大学が行った研究では、特に女性では攻撃的性格が要因でSNSの自撮り投稿を高めている可能性があると示唆されたと発表しています。
Intimidatory assertive self-presentation in selfie posting is greater in females than males | The Journal of Social Media in Society
https://thejsms.org/index.php/JSMS/article/view/1135
Female Selfie Posting Can Be Driven by Aggression - Neuroscience News
研究では150人のSNS(ツイッターなど)に投稿した自撮り写真・非自撮り写真を調査し自己呈示戦略(人が印象を良くするために他人とどのように行動するか)の度合いを評価しました。
問題はなぜ女性はSNSではそのような行動にでるのかです。研究者は「女性の攻撃性はその女性の生理機能がわずかに男性的であるためか、あるいは他の女性に対する交尾戦略のためと考えは正しくないとしています。
Intimidatory assertive self-presentation in selfie posting is greater in females than males | The Journal of Social Media in Society
https://thejsms.org/index.php/JSMS/article/view/1135
Female Selfie Posting Can Be Driven by Aggression - Neuroscience News
研究では150人のSNS(ツイッターなど)に投稿した自撮り写真・非自撮り写真を調査し自己呈示戦略(人が印象を良くするために他人とどのように行動するか)の度合いを評価しました。
平均すると女性は月に自撮りを5枚、非自撮りを10枚を投稿していたのに対し、男性は自撮り2枚、非自撮りが6枚でした。自撮り写真の投稿には大きな幅があり月に40枚以上投稿する人もいました。
これら投稿内容を調査した結果、女性の自撮り投稿に関して強い予測因子は『威嚇的な自己呈示戦略を採用する度合い』だったとしています。どういうことかというと、SNSの世界ではなく現実社会において他者に対して恐怖を与えるために強力で危険な人格を投影する意図のある行動を発する傾向がある人ほど自撮り写真の投稿が多くなっていたことがわかったとしてます。ただ、SNSに投稿する自撮り写真は特定の人だったり異性や同性に向けられたものではなく、そのオンライン・コミュニティつまり全般に対して向けたものだったとしています。
一方で男性は現実世界での威嚇的自己呈示とSNSの自撮り投稿の間に関係が無かったものの周りに合わせたい、認められたいという欲求がから自撮り投稿をしているようだとしています。
スウォンジー大学心理学部のフィル・リード教授によると「現実世界で働く通常の社会的制約が取り除かれたときSNSでは女性の性格における攻撃的な発現を促進する可能性があります」と述べています。
問題はなぜ女性はSNSではそのような行動にでるのかです。研究者は「女性の攻撃性はその女性の生理機能がわずかに男性的であるためか、あるいは他の女性に対する交尾戦略のためと考えは正しくないとしています。
現実世界では一般に男性の方が女性よりも自己主張が強いものの現実世界での攻撃的な自己呈示戦略の使用は実は男女間の差がなく、むしろ男性の方が女性よりも高いとしています。
リード教授は「男性は実世界でより自己主張が強いと報告しているものの一方で必ずしもオンライン上の行動と関連していません。しかし、女性は男性よりも自分の攻撃的な特徴を行動に反映させる傾向がありました。これは異なる社会的役割規範の運用、あるいはオンライン環境ではそれが存在しないことを反映しているのかもしれません」と説明しています。
ちなみに記載はないのですが国や人種によって変わるものと考えられ、研究されたと考えられるイギリス人と日本人では別とも言えるので、必ずしもすべての女性がそうとは言い切れません。
ちなみに記載はないのですが国や人種によって変わるものと考えられ、研究されたと考えられるイギリス人と日本人では別とも言えるので、必ずしもすべての女性がそうとは言い切れません。
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