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海外メディアによると、今月3日ウクライナ国内を飛行していたロシア空軍の戦闘爆撃機Su-34が撃墜される映像などが公開されました。しかしこの撃墜に関して、ロシア軍による同士討ちの可能性が示唆されています。

ウクライナ側の報道によると「2023年3月3日、イェナキエヴォ地域で午後1時30分頃、空軍司令部の対空ミサイル連隊の対空砲手がロシアのSu-34戦闘爆撃機を撃墜した」と空軍は電報チャンネルが発表しました。合わせて「パイロットの1人が死亡し2人目は生存している」とのことです。

Ukraine Situation Report: Russian Su-34 Fullback Goes Down In Flames Over Donetsk
https://www.thedrive.com/the-war-zone/ukraine-situation-report-russian-su-34-fullback-goes-down-in-flames-over-donetsk

ウクライナ空軍のスポークスマンであるユーリ・イグナット大佐は金曜日に戦争地帯にて敵のジェット機がウクライナのS-300防空システムによって撃墜されたと発表しました。

しかし、ウクライナを調査しているOSINTは速報としてジェット機がフレンドリーファイア、つまり同士討ちよって撃墜されたことを示していると別の見方を発表しました。

その発表によると撃墜地点はイェナキエヴォは後方に位置しておりウクライナの防空システムから最も近いところこでも35kmほど離れた場所にある」と説明しています。「したがって、ロシアの防空システムによると『フレンドリーファイア』の犠牲になったのではないか」と主張しています。また何らかの誤作動で墜落した可能性も示唆しているなど、少なくともウクライナ側の攻撃で発生した可能性は低いと主張しています。