
オーストラリアがAUKUSという米英豪の安全保障枠組みで配備することになったのは原子力潜水艦です。これに関してオーストラリアは2030年代初頭までアメリカのバージニア級原子力潜水艦を3隻、さらに2隻の合計5隻を購入する予定があると報じられています。
クアッドと呼ばれるアメリカ、インド、オーストラリア、そして日本のものとは異なり、純粋な安全保障枠組みとなる『AUKUS』。これは将来「やらかす」であろう中国を封じ込める西側の軍事上の枠組みになるのですが、そこで注目されていた原子力潜水艦のオーストラリア配備に関して新たな発表がありました。
Australia Will Buy At Least Three U.S.-Made Virginia Class Submarines (Updated)
https://www.thedrive.com/the-war-zone/australia-will-buy-at-least-three-us-made-virginia-class-submarines
まずオーストラリアが導入することになったのはアメリカの原子力潜水艦です。いくつかある原潜の中でもバージニア級潜水艦であることが明らかになり、見出しでも紹介したように2030年代初頭までに最低で3隻、オプションとして+2隻購入するとしており、米議会の承認を待つことになるとしています。
原子力潜水艦について、主にアメリカには弾道ミサイル原潜と攻撃型原潜の2つがあるのですがバージニア級潜水艦は後者の攻撃型原潜で魚雷による敵艦攻撃を想定したもので、トマホークで敵地攻撃を行うこともできます。
バージニア級は2004年に就役したばかりのアメリカ海軍でも最新の潜水艦で全長は114mで排水量も7800トン。乗員も134名です。この潜水艦は効果なシーウフル級よりもより安価な潜水艦として計画されたもののその後の世界情勢が変わるにつれ様々な任務が行えるよう性能を求められることとなり実際そこまで安価ではなくなったとされています。
ただ、面白いものとして民生品を導入するということを行っており、例えば電子光学式潜望鏡の操作にマイクロソフト社製のXBOX360のゲームコントローラーを導入するという話も報じられたことがあるのですが、その後どうなったのかは不明です。
この潜水艦の動力は原子力、つまり原子炉を搭載しているのですが燃料交換は33年とこれまでの一般的な10年程度のものに比べて長寿命となっています。この燃料交換は極めて難しく高コストで、燃料棒の交換は潜水艦を切断する必要があるのですが、33年となれば運用が終了するまで使えるようなものになっており維持費用の面ではかなり安価になるものと考えられています。
Australia Will Buy At Least Three U.S.-Made Virginia Class Submarines (Updated)
https://www.thedrive.com/the-war-zone/australia-will-buy-at-least-three-us-made-virginia-class-submarines
まずオーストラリアが導入することになったのはアメリカの原子力潜水艦です。いくつかある原潜の中でもバージニア級潜水艦であることが明らかになり、見出しでも紹介したように2030年代初頭までに最低で3隻、オプションとして+2隻購入するとしており、米議会の承認を待つことになるとしています。
原子力潜水艦について、主にアメリカには弾道ミサイル原潜と攻撃型原潜の2つがあるのですがバージニア級潜水艦は後者の攻撃型原潜で魚雷による敵艦攻撃を想定したもので、トマホークで敵地攻撃を行うこともできます。
バージニア級は2004年に就役したばかりのアメリカ海軍でも最新の潜水艦で全長は114mで排水量も7800トン。乗員も134名です。この潜水艦は効果なシーウフル級よりもより安価な潜水艦として計画されたもののその後の世界情勢が変わるにつれ様々な任務が行えるよう性能を求められることとなり実際そこまで安価ではなくなったとされています。
ただ、面白いものとして民生品を導入するということを行っており、例えば電子光学式潜望鏡の操作にマイクロソフト社製のXBOX360のゲームコントローラーを導入するという話も報じられたことがあるのですが、その後どうなったのかは不明です。
この潜水艦の動力は原子力、つまり原子炉を搭載しているのですが燃料交換は33年とこれまでの一般的な10年程度のものに比べて長寿命となっています。この燃料交換は極めて難しく高コストで、燃料棒の交換は潜水艦を切断する必要があるのですが、33年となれば運用が終了するまで使えるようなものになっており維持費用の面ではかなり安価になるものと考えられています。