アメリカでは現在F/A-18という空母艦載機の他、カタパルトから射出するF-35C、アメリカ海兵隊のF-35Bなどいくつかの機種を運用しています。今回は2024会計年度の米国海軍の提案された予算として、これら機体を置き換える、または一部置き換える後継機として次期戦闘機開発に15億ドル、2000億円要求しているとしてます。

Navy's Secretive F/A-XX Combat Jet Gets Big Funding In New Budget (Updated)
https://www.thedrive.com/the-war-zone/navys-secretive-f-a-xx-combat-jet-gets-big-funding-in-new-budget

開発される機体については間違いなく第6世代の艦載機になることは間違いありません。アメリカではアメリカ空軍が運用する第6世代戦闘機の開発も既に始まっており、空軍とは別の機体を導入するということになります。

海軍向けの第6世代機開発については研究開発として要求している2000億円という額は軍事兵器としては全体の269億ドルでありわずか5％です。次世代艦載機については現在運用されているF/A-18E/F スーパーホーネットの後継機となるとしています。

具体的にどのような機体になるのかは不明ですが、ほぼ間違いなく無人機としても運用できる機能は有していると考えられ、一般的に言われているように複数の無人機を引き連れその無人機に戦わせるような戦術、また将来的にレーザー兵器の搭載などこれまでの機体とは大幅に異なる設計がされると考えられます。

合わせて予算には無人機のMQ-4Cが外されおりこの機体については今後導入を行わず将来的に退役を迎えると考えられます。一方でより優れたMQ-25Aといった機体が複数導入する計画となっており事実上こちらに置き換えられるものと考えられます。