謎が多い国、ロシア。軍の装備についても以前から劣悪なものが使用されていることが報じられることがあったのですが、重要な地図が半世紀以上前に作られた物を手にウクライナに侵攻している事実が明らかになりつつあります。
Defencenewsは最近、ウクライナが撮影したロシア軍の様子として装甲車の外にでて大きな白い地図を広げている様子を公開しました。それは紙製なのですが、もちろん紙地図が悪いということはないのですが、どうやらこの地図が非常に古い時代のものを使用していることが明らかになっています。
Russia’s most elite troops use Soviet-era paper maps
記事によると、ロシア軍がトロスティアネツ(チェルニヒフ地方)から徹底する際に残されたこの地図は1942年に開発された座標系を持つといい、領土の地図そのものは1990年だとしています。
Russia’s most elite troops use Soviet-era paper maps
記事によると、ロシア軍がトロスティアネツ(チェルニヒフ地方)から徹底する際に残されたこの地図は1942年に開発された座標系を持つといい、領土の地図そのものは1990年だとしています。
また今年2月にウクライナ領内に侵攻したロシア軍司令官の一部は、1969年のウクライナの地図でやってきたことも明らかになっています。これはウクライナの安全保障局が公式に確認しているものでロシアにより占領されたハリコフ地方で押収した文書から発見されてます。
合わせてロシアの第138衛兵機動ライフル旅団が使用していた地図は少なくとも53年前の地図を使用していました。地図には1970年代初頭に造成されたハリコフの住宅地が存在していないことがわかり、トラヴィアンスケ貯水池とムロムスケ貯水池も合わせて存在していません。またウクライナとロシア境が地図にはまったく存在しておらず、誰かが手書きで入れていたといしています。
紙製でいくらでも生産できそうな地図すらもまともに装備されていないという信じがたい内容になるのですが、過去にロシア軍が使用している無線がAmazonで売られているような中国製のものだったなど装備品の不足、それどころか装備品が全く更新されていないというロシア軍の脆弱性が今回の軍事侵攻から明らかになりつつあります。
紙製でいくらでも生産できそうな地図すらもまともに装備されていないという信じがたい内容になるのですが、過去にロシア軍が使用している無線がAmazonで売られているような中国製のものだったなど装備品の不足、それどころか装備品が全く更新されていないというロシア軍の脆弱性が今回の軍事侵攻から明らかになりつつあります。