本日午前、北朝鮮から発射された大陸間弾道ミサイル級とされる兵器に関して、落下が確認されていないと日本政府が発表しています。これに関しては想定されるのは弾道ミサイルが飛行途中で消失したとも伝えています。(写真は過去もの)
テレビ報道等でもご存知のように、本日午前8時ごろJアラートおよびエムネットで北朝鮮の弾道ミサイルが北海道周辺に落下するという発表を行いました。
この情報については防衛省などから「既に落下か」という内容が出た他、「北海道及びその周辺への落下の可能性がなくなったことが確認された」というもの、または日本政府からは北海道周辺どころか日本のEEZにすら落下していないという情報、さらに落下が確認されていないという情報が立て続けにでました。
合わせて日本政府によると、レーダーでこのミサイルを探知した直後に消失していたというのもの出ており、弾頭が北海道周辺に落下する可能性がゼロではないためJアラートを発令したという趣旨の説明を行っています。
▼平壌から1000kmの距離
合わせて韓国軍によると、今回のミサイルはこれまで発射していたものとは異なる新しい方式の弾道ミサイルだと伝えており液体燃料ではなく固体燃料のものが使用された可能性があるとしています。
また日本政府の「レーダーで探知した直後に消失した」という理由がよくわからず、Jアラートが発令自体かなり少ない情報から弾道ルートを予測し、北海道に落下すると経路を導き出した可能性があります。もちろん消失した状態で物事が進んだため「落下が確認できない」というのは辻褄はあっています。
いずれにしても弾道ミサイルが空中で爆発し消失した可能性もあるのですが、日本が発令した今回の情報についてそもそも情報の出し方の根拠が非常に曖昧で雑な印象を受けます。「探知後消失した」という情報もその日の記者会見が行われた昼に出た情報であり、Jアラート発令後、現在どのような状況になっているのか国民に細い経過を一切出さないというのは伝える側としては不誠実な対応と言えます。
この情報については防衛省などから「既に落下か」という内容が出た他、「北海道及びその周辺への落下の可能性がなくなったことが確認された」というもの、または日本政府からは北海道周辺どころか日本のEEZにすら落下していないという情報、さらに落下が確認されていないという情報が立て続けにでました。
合わせて日本政府によると、レーダーでこのミサイルを探知した直後に消失していたというのもの出ており、弾頭が北海道周辺に落下する可能性がゼロではないためJアラートを発令したという趣旨の説明を行っています。
韓国「1000km飛翔し落下」
一方で韓国軍によると発射されたのは平壌周辺地域で中距離弾道ミサイル級のものが1000km飛翔し落下したと発表しました。この情報がいったいどこのからのものかは明らかになっていません。▼平壌から1000kmの距離
合わせて韓国軍によると、今回のミサイルはこれまで発射していたものとは異なる新しい方式の弾道ミサイルだと伝えており液体燃料ではなく固体燃料のものが使用された可能性があるとしています。
どちらが正しいか
仮に韓国の1000km飛翔という情報が正確とした場合、日本政府としては北海道にJアラートが発令される自体にはなりません。理由は単純で、北海道まで飛翔するルートに入らないためです。韓国が発表した落下の内容については弾道ミサイルの第2段目など何らかの物体が落下したものを捉えた可能性も考えられます。また日本政府の「レーダーで探知した直後に消失した」という理由がよくわからず、Jアラートが発令自体かなり少ない情報から弾道ルートを予測し、北海道に落下すると経路を導き出した可能性があります。もちろん消失した状態で物事が進んだため「落下が確認できない」というのは辻褄はあっています。
いずれにしても弾道ミサイルが空中で爆発し消失した可能性もあるのですが、日本が発令した今回の情報についてそもそも情報の出し方の根拠が非常に曖昧で雑な印象を受けます。「探知後消失した」という情報もその日の記者会見が行われた昼に出た情報であり、Jアラート発令後、現在どのような状況になっているのか国民に細い経過を一切出さないというのは伝える側としては不誠実な対応と言えます。