
ロシアがT-64など古い時代の戦車を前線に多くっているとされているのですが、これらは退役しモスボールとして保管されていたものです。つまり必要になれば再整備して動かせるようにするというモノなのですが、現在ロシアにはこのような戦車はいったいどのくらいあるのでしょうか
アメリカやロシアなど一部の国家は退役した戦車や航空機などを保管するということを行っています。状態については野ざらしの場合が多いのですが、古い戦車を前線復帰させているロシアにはこのような戦車がいったいどのくらい残されているのでしょうか。
Russian Tank Count from Imaging Analysis | NextBigFuture.com
https://www.nextbigfuture.com/2023/04/russian-tank-count-from-imaging-analysis.html
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Youtube チャンネルのCovert Cableは、民間の衛星画像を使用してロシアの基地とその戦車保管エリアにある戦車の数えています。ロシアはこれまでウクライナとの戦争で約2000両の戦車を失ったとされています。ロシアは平均すると毎月約150両の戦車を失っていることになるのですが、毎月約90両の戦車を再整備し復元しており、プラスして毎月約20両の新しい戦車を生産しているとしています。
野ざらしで保管されている戦車にも状態が異なります。特に悪いのは砲塔のない戦車です。このような戦車も含めて劣化しないように毎年必要なメンテナンスを行う必要があるとのこと。
ロシアではこれまで7ヶ月間に785両の良好な退役戦車を再整備し、更に700両が取り出されたとしているのですが表現としては『戦いの前』となっており侵攻前ということになるかもしれません。
2023年3月現在、人工衛星で確認可能な戦車の数は3911両です。この3911両はロシアには約2年分の戦車が残っている計算になり、内訳としては270両は70年前の戦車であるT-55が含まれています。ちなみにこの『3911両』には現役戦車であるT-80が942両、T-90が50両含まれています。
ロシアではこれまで7ヶ月間に785両の良好な退役戦車を再整備し、更に700両が取り出されたとしているのですが表現としては『戦いの前』となっており侵攻前ということになるかもしれません。
2023年3月現在、人工衛星で確認可能な戦車の数は3911両です。この3911両はロシアには約2年分の戦車が残っている計算になり、内訳としては270両は70年前の戦車であるT-55が含まれています。ちなみにこの『3911両』には現役戦車であるT-80が942両、T-90が50両含まれています。
ロシアは毎年240両の新しい戦車を作っていると考えられ、新しい戦車の製造率をさらにあげようとしています。ただし、これら多くの現代戦車には西側の電子パーツが多用されていることも明らかになっており生産が増強できるのかは不明です。