image16

CNNなど海外メディアによると、ロシアがヨーロッパ近海で調査船や研究船など非軍事の船舶を利用した破壊工作を行う準備を行っていると報じてます。破壊対象は西側の風力発電や海底ケーブルなどとしています。

これは北欧メディアが伝えたもので、ロシアの事実上の諜報戦となる約50積あまりが西側が敷設した風力発電や海底ケーブルを破壊するための訓練や準備をおこなっている可能性があると報じました。

デンマークメディアによると、ロシアの研究船に自動小銃を手にした明らかな軍人と思われる人物が乗船していることがわかったとしています。例えば見出しの画像については公式に海洋研究船と登録されており非軍事船舶ですが、なぜか銃を装備した兵士が乗っていることが確認されたとのこと。

報道によるとロシア諜報船、約50隻は漁船や研究船として偽装し水中監視装備を載せ、海上風力発電所や海底ケーブル、海底ガス管など周辺一帯の海底地図を作成しているといい、北欧各国の軍事訓練区域と主要石油・ガス田、小規模空港、港湾、戦略的軍事拠点でも相次いで偽装した諜報船が目撃されているとのこと。

特にこれらの船舶は、北大西洋条約機構加盟国が軍事訓練をした後、突然出現したと報告されています。

1ヶ月間装置を切った状態で航行

image17

このような船舶には自分の位置情報を送信するような装備が備わっているものの大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」という諜報船はイギリスとオランダ海岸の海上風力発電所7ヵ所を航行。この間1ヶ月間送信機を切った状態で位置情報を他に知られないよう運用されていたとしています。

ロシアの行動について、今後ウクライナ進行が悪化し西側と衝突することになった場合インフラを破壊する目的で事前に調査をしている可能性が高いとされ、施設に近づき情報収集していると伝えられています。