
ニュージャージー州ホープウェル・タウンシップ。今週とある民家に突如として落下したのは黒ずんだ隕石です。これに関して科学者が調査した結果、地球が太陽系が形成された46億年前のものであることがあ明らかになりました。
ニュージャージー大学の物理学科長ネイサン・マギー氏によると今月8日、ホープウェル・タウンシップの地元警察から連絡を受け回収、成分分析を行った結果として見出しでも紹介したように46億年前に作られて太陽系を公転していた石であることがわかりました。
マギー氏によると「石質コンドライトと呼ばれるクラスの隕石であることは見ただけですぐにわかった」と話しており、彼によると石質コンドライトは現在南極で多く発見されているのですが(視覚的にも見つけやすいため)、街で発見されるケースは非常に珍しいとしています。
落下した隕石は15*10センチ、重量0.9kgと非常に大型でした。月曜日の正午頃にスージー・コップさん宅に落下し屋根を突き破りました。発見した当時まだ暖かかったと話しています。天井には2つ穴が空いており最初は何が起こったのか分からなかったと話しています。

その後、警察が呼ばれ科学者の手に渡ることになるのですが、マギー氏のチームはニューヨークのアメリカ自然史博物館で隕石収集に携わった元隕石専門家、ジェリー・デラニー氏に相談。分析を進め研究チームはこの石は約45億6000万年前のものであることを確認しました。これは太陽系の始まりから存在していた太陽系の創造時に残った破片、つまり地球などを岩石惑星を構成した初期の物質を表していることを意味しています。
研究者によるとこのことから太陽系形成中に地球上で混ざった石成分が異なっており地球由来のものではないことは明らかだと説明しています。
参考
マギー氏によると「石質コンドライトと呼ばれるクラスの隕石であることは見ただけですぐにわかった」と話しており、彼によると石質コンドライトは現在南極で多く発見されているのですが(視覚的にも見つけやすいため)、街で発見されるケースは非常に珍しいとしています。
落下した隕石は15*10センチ、重量0.9kgと非常に大型でした。月曜日の正午頃にスージー・コップさん宅に落下し屋根を突き破りました。発見した当時まだ暖かかったと話しています。天井には2つ穴が空いており最初は何が起こったのか分からなかったと話しています。

その後、警察が呼ばれ科学者の手に渡ることになるのですが、マギー氏のチームはニューヨークのアメリカ自然史博物館で隕石収集に携わった元隕石専門家、ジェリー・デラニー氏に相談。分析を進め研究チームはこの石は約45億6000万年前のものであることを確認しました。これは太陽系の始まりから存在していた太陽系の創造時に残った破片、つまり地球などを岩石惑星を構成した初期の物質を表していることを意味しています。
地球のものとは構成が違う
太陽系形成後内側の惑星は複数回巨大な衝突を繰り返し巨大化していきました。その一つが金星と地球、さらに両側の水星と火星は石の量が少ないため小さくなりました。今回発見されたのは LL-6に分類さえるコンドライトだといい、一般的な石質隕石よりも鉄分が少ないといいます。また粘板岩や花崗岩などの地球上で最も一般的な岩石よりも少なくとも 30~40%密度が高いとのこと。研究者によるとこのことから太陽系形成中に地球上で混ざった石成分が異なっており地球由来のものではないことは明らかだと説明しています。
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