フロリダ州の裁判所で行われていたリチャード・トゥレッキー(48)氏によるバーガーキングに対しての損害賠償訴訟。訴えが認められ事件から約4年目で768万ドルの賠償を受けることとなりました。

出来事があったのは2019年7月、フロリダ州にあるバーガーキング店を訪れたところ床に濡れた異物がありリチャードさんはこれに滑り転倒。腰を強く受け付けました。その後病院で手術を受けることになったものの、手術の副作用で結腸に穿孔が生じるなど状態がさらに悪化したといいます。
そして2021年1月。リチャードさんは「事業所の安全を守らなかった」としてバーガーキング相手に損害賠償訴訟を起こしたという流れです。

この裁判について事件を調査した陪審員らはバーガーキング加盟店にすべての責任があると判断。医療費を含めて所得損失被害金額との合計で768万ドルの損害賠償を認めました。

この裁判について弁護士側によると、バーガーキング側の保険会社は和解金として20万ドルを提案していたとされています。一方でバーガーキング側は賠償金が過剰だとして控訴すると発表しています。

参考