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訂正:2023年5月31日 北朝鮮弾道ミサイルと称するロケット発射

2023年5月31日午前6時28分ごろ、北朝鮮にから南方向に向けて発射したと報じられました。韓国メディアSBSは「29日時点で確認されていない」としており、記事内容と齟齬が生じています。
北朝鮮が国際機関対してロケットの打ち上げを通告したことを受け、近々発射が考えられているのですが、韓国メディアによると29日時点で発射台にロケットと考えられる発射体が見えないと発表しています。

韓国のメディアSBSによると、北朝鮮は平安北道にある東昌里発射場からロケットを発射すると考えられているものの軍当局の発表としてその発射台および発射場付近にロケット本体がまだ確認されていないと報じています。

"북, 로켓 본체 열차로 수송 중"…새 발사시설에서 쏘나?

記事によるとこのロケットはこれまでは平壌山陰洞兵器工場で製造されており、装備品の損傷を防ぐため列車に積載され超低速で発射場まで輸送されるといいます。その上で軍関係者によると現時点でロケット本体は列車による輸送中ではないかと推定しているとのことです。

▼東昌里発射場までの鉄道ルート。これまではこのルートで輸送されていたという。
東昌里発射場までの鉄道ルート

北朝鮮は今月31日以降に発射すると公言しているのですが、現時点でロケットの部品の大半が東昌里に移動してると考えられており今後本格的な組み立てが始まると考えられます。具体的には発射台で一段目、二段目、三段目と組み立てるという方法です。

北朝鮮がどの発射台を使うのかはよく分かっていません。発射場では2012年と2016年に発射台が建設され、最近新たに発射施設を建設していることが確認されていました。そのためこの新しい発射台を用いて打ち上げることが考えられています。

搭載される衛星は今月17日に北朝鮮朝鮮中央通信は金正恩氏が視察する実物と考えられる衛星を公開し偵察衛星が注目されているものの性能がどの程度なのかは不明です。

2023年、北朝鮮の人工衛星