インドメディアによると、詳しい日時は不明ですが、インド北部に建設されていた橋が開通前に倒壊するという事故があったと伝えています。
記事によると、事故があったのはインド北部のビハル州バガルプール地域ガンジス川で建設中だった橋の一部です。壊れたのは橋脚番号で9番、10番、11番で30mの高さの橋脚と天板が崩れたとしています。
今回の事故による人命被害はまだ報告されていません。この橋は2014年2月着工し当初2020年3月に完工する予定だったものの何らかの事故が相次いだらしく、現在も完成していませんでした。
問題なのはこの橋なのか別の橋なのかは不明ですが、スルタンガン地域とカガリア地域を結ぶ橋が、昨年4月にも崩壊事故が発生していたらしく橋脚3つ、4番、5番、6番が崩壊したとしています。
建設には171億ルピー、約288億円投入されており、長さは3.16kmとしています。橋自体は道路となっており4車線だとしています。事故発生を受けて、ビハル州首相は当局に精密調査と建設責任者の対応を求めるとし、今後相応の措置をとるよう指示したと報じられています。
橋が完工すればカガリアをはじめ、サハルシャ、マデプラ、など広大な地域の移動時間を大幅に短縮することが期待されていました。