
先月下旬、北朝鮮が打ち上げた『千里馬(チョルリマ)1』という軍事衛星を載せたとするロケットを打ち上げ、墜落していた事案についてこのロケットの回収について北朝鮮が中国に引き揚げを要請していたと韓国側が報じています。
韓国メディアによると、中国に引き揚げを要請したとするのは北朝鮮がこのロケットを打ち上げて墜落した直後あたりから中国に連絡していたというもので、あくまで韓国は「その兆候を情報当局が捕捉していた」というレベルで正確には確認できていません。
韓国側によると「北朝鮮が引き揚げ支援を要請した徴候を把握したことを受けて韓国軍は複数の海軍艦艇を派遣し、引き揚げに乗り出した」と説明しています。
気になるのはこのようなロケットを回収しても国際問題にならないのかという疑問です。
韓国メディアによると公海上に落下した発射体は最初に引き上げた国が権利を持つとしており、北朝鮮としてはロケット、事実上の弾道ミサイルの技術が西側に渡ることを警戒するところであり、中国に支援を要請したということになります。
一方で韓国側は海軍を展開。海上にロケットの残骸が浮いている状態を確認したのは打ち上げから約1時間後という早さでした。そして海に沈ん海域を特定し海底から引き上げることに成功しました。この1時間というのは予想ではヘリコプターや航空機により確認したと予想でき、これも北朝鮮が発射ルートと示していたことから探査が容易だったことも考えられます。
いずれにしても北朝鮮は今後同様のロケットについては国際機関に通達せず発射するという説明をしているため回収は難しくなる可能性があります。
韓国側によると「北朝鮮が引き揚げ支援を要請した徴候を把握したことを受けて韓国軍は複数の海軍艦艇を派遣し、引き揚げに乗り出した」と説明しています。
気になるのはこのようなロケットを回収しても国際問題にならないのかという疑問です。
韓国メディアによると公海上に落下した発射体は最初に引き上げた国が権利を持つとしており、北朝鮮としてはロケット、事実上の弾道ミサイルの技術が西側に渡ることを警戒するところであり、中国に支援を要請したということになります。
一方で韓国側は海軍を展開。海上にロケットの残骸が浮いている状態を確認したのは打ち上げから約1時間後という早さでした。そして海に沈ん海域を特定し海底から引き上げることに成功しました。この1時間というのは予想ではヘリコプターや航空機により確認したと予想でき、これも北朝鮮が発射ルートと示していたことから探査が容易だったことも考えられます。
いずれにしても北朝鮮は今後同様のロケットについては国際機関に通達せず発射するという説明をしているため回収は難しくなる可能性があります。