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エクアドルメディアによると今月9日、76歳の女性が病院で死亡が確認されたものの葬儀で生きていることがわかったと報じられています。

エクアドル人女性ベラ・モントーヤさん76歳は今月9日、エクアドル南西部ババホヨにある公立病院で医師により死亡が確認されました。その後、遺族に渡され女性は棺に入れられたもののなんとモントーヤさんが目を覚まし助けを求めるため棺を叩いたことで生きていることがわかったとしています。

Woman Who Woke Up Inside Coffin Declared Dead For Second Time : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/woman-who-woke-up-inside-coffin-declared-dead-for-second-time

モントーヤさんはその後病院の集中治療室(ICU)に運ばれたもののその日に虚血性脳卒中で死亡したことが保険当局がツイッターで発表しました。何故ツイッターなのかというとこの話題がSNSで反響があったといいSNSでも発表を行ったという理由です。

エクアドル保健省は最初に死亡証明書を発行した責任者、つまり医師を特定するための調査することを発表しています。病院によるとモントーヤさんに蘇生を試みたが反応しなかったといい、死亡したと判断したと説明しています。

一方で地元メディアは、モントーヤさんは体が麻痺する神経疾患であるカタレプシーを患っていたと主張しており、何らかの手違いが発生し死亡確認となった可能性があると指摘してます。

年に数回ある死亡後の生存確認

医師らが死亡したことを確認した後、葬儀の前や葬儀中に生きていることが確認されるケースは毎年数例報告されています。



大半が医師の怠慢があるのですが、一方で心肺停止後、蘇生措置が中止された後に自ら復活するという例が医学的にも確認されています。
これは『ラザロ現象』とよばれており、具体的には心肺蘇生停止後再び自己心拍再開する確率は1,000件あたり5.95回あることが分かっています。論文で確認された5人については蘇生停止措置から自己心拍再開までの時間は3~8分。蘇生した5人のうち3人は現場で再び死亡し、2人は搬送先の病院で死亡しています。こちらは一時間半から26時間と開きがあります。