
新型コロナで多くの人が買い求めたマスク。一時期数倍、数十倍という価格で取引されたケースもあったのですが、そんな現在、イギリスのとある自然保護区に大量の未使用マスクが放棄されていることが確認されたと報じられています。
イギリスメディアによると今月18日、イングランド南部のハンプシャー州議会がハンプシャー・カルモア村にある自然保護区に未使用の使い捨てマスクや防護服などが捨てられていることを発見して調査に乗り出したと報じています。
[포착] “코로나 쓰레기 무덤”…보호구역에 버려진 ‘일회용 마스크 산’ 충격 | 나우뉴스
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ドローンで撮影した現場の画像からは、住宅街とそれほど遠くない山の中に大量の箱が山積みされており、現地で確認したところ主にマスクと保護服などが含まれていることが分かったとしています。現時点で箱を捨てた犯人はまだ見つかっていません。


使用期限が無いのに…?
一般的にこのような身につけるものは使用期限というのは基本的に存在しません。仮にあったとしても数年単位で十分使えそうなのですが、なぜ不法投棄されたのでしょうか。一説として捨てられた使い捨てマスクや保護服は現場で使用するには基準に満たしていないと判定を受けて廃棄されたと推測されています。一方で新型コロナ流行中にイギリス保健福祉部は、国営医療サービス医療陣のためのこのような装備を合計で購入に120億ポンド購入したとされています。しかし一部は平均時価より高い価格に買い入れられ基準に満たない品質のものを購入した事例もあったといいます。
それだけなら他に使い道はありそうな気がするのですが問題なのは保管です。倉庫に保管する費用で、過去1年間で1日最大77万ポンドかかる日もあったらしく、使えないゴミのためにお金が減っていくという問題があったとされ今回のような不法投棄に発展した可能性があると見ています。