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韓国メディアによると北朝鮮が過去に打ち上げた人工衛星「光明星4号」について6月30日頃に大気圏に落下する可能性があると報じています。

韓国メディア、テレビ朝鮮などが28日に伝えたもので軍関係者の話として、光明星4号が今年に入り高度を大きく落としてるとし、先月30日頃にも大気圏に落下し燃え尽きる可能性があると見ています。

ただ、この情報については韓国軍および国防省側は事実関係を明らかにしていません。「軍はアメリカとの緊密な協力のもと、関連の動向を監視・追跡している」と説明しています。

光明星4号は2016年に銀河3号もしくはテポドン2号改良型により打ち上げられ人工衛星で、北朝鮮およびアメリカが人工衛星の軌道投入に成功したと発表しました。

しかし光明星4号から発せられるビーコンが発せられていないと国際電気通信連合が発表しています。北朝鮮は衛星からの写真を受信できたとしているものの、西側としては衛星が機能しておらず壊れていると主張しています。この人工衛星については2023年初頭時点で地球軌道上にあることが確認されています。