
一昔前不治の病として恐れられていた結核。現在は適切な治療が行われれば命を落とすことは稀だと思われるのですが、なんとアメリカで、結核を患っていることを知っていながら外に出歩いていたよくわからない女が逮捕されました。
記事によると、この女はワシントン州シアトル南部都市タコマという地域に住んでいた人物で、2022年1月19日にアメリカ・ワシントン州のの郡保健局は結核に感染した女に対して、自主的な隔離と治療を受けることを命じたといいます。
しかし女性はその命令に従わなかったため数日後の1月26日に裁判所は女に対して「自宅にとどまり、医師や医療関係者が推奨する検査や治療に協力するように」と命令がでました。
もちろん裁判所からの命令も女性無視。2月~12月にかけ12回もの裁判所からの命令が出されたものの無視していました。
そして2023年1月。この女と友人が乗った車が事故ります。翌日に胸が痛いなどと病院に訪れたところ、医事らはレントゲンで肺に白い影があることを発見。もちろんこの女は自分が結核を患っているなど一言も申告していませんでした。
医師らによるとその影は肺がんレベルに酷かったといい、合わせて行った新型コロナも陽性だったといいます。
その後2023年6月、この女は裁判所からの度重なる命令を無視しまくったところ保安官によって自宅で逮捕されたといいます。女の移動については隔離するような特別な車両を用いて行われたとしています。
しかし、現在も毎年2万人近い人が結核に新規感染しており、約2000人が命を落としているなど致死率は他のインフルエンザやコロナウイルスよりも高くなっています。ちなみに最も結核により死亡率が多かった昭和15年頃は毎年15万人前後が死亡しており、2000人レベルになったのは平成に入った頃となっています。
▼結核による死亡者・死亡率の推移

参考
しかし女性はその命令に従わなかったため数日後の1月26日に裁判所は女に対して「自宅にとどまり、医師や医療関係者が推奨する検査や治療に協力するように」と命令がでました。
もちろん裁判所からの命令も女性無視。2月~12月にかけ12回もの裁判所からの命令が出されたものの無視していました。
そして2023年1月。この女と友人が乗った車が事故ります。翌日に胸が痛いなどと病院に訪れたところ、医事らはレントゲンで肺に白い影があることを発見。もちろんこの女は自分が結核を患っているなど一言も申告していませんでした。
医師らによるとその影は肺がんレベルに酷かったといい、合わせて行った新型コロナも陽性だったといいます。
その後2023年6月、この女は裁判所からの度重なる命令を無視しまくったところ保安官によって自宅で逮捕されたといいます。女の移動については隔離するような特別な車両を用いて行われたとしています。
なぜ長期間逮捕されなかったのか?
疑問なのはこのような他社に対してウイルスを媒介させる人間が裁判所の命令を無視しても法的に拘束されないのかという疑問です。記事によると、伝染病管理部門長は「強制的な勾留は私たちが取る最後の選択肢だ」といい「軽々しく行うべきではないものの、公衆に対するリスクがある場合、時にはその選択肢を取ることも必要だ」と述べていました。結核
結核についてはご存知のかたも多いように昭和20年頃まで治療方法がなく不治の病として恐れられていました。戦後、特効薬など治療方法がいくつも生まれたことで現在は正しい治療を行えば治癒できます。しかし、現在も毎年2万人近い人が結核に新規感染しており、約2000人が命を落としているなど致死率は他のインフルエンザやコロナウイルスよりも高くなっています。ちなみに最も結核により死亡率が多かった昭和15年頃は毎年15万人前後が死亡しており、2000人レベルになったのは平成に入った頃となっています。
▼結核による死亡者・死亡率の推移

参考