
ウクライナ侵攻は現在、塹壕戦に潜むロシア軍を撃退する様子も報じられているのですが、アメリカはこのロシア側が作った塹壕に隠れる兵を一掃できるDPICMというクラスター弾の一種の供与を検討していると報じられています。
Task & Purposeによると、米国は世界で100カ国以上が使用しないと宣言している『物議を醸す兵器システム』であるクラスター弾をウクライナに提供する可能性があると報じています。
クラスター弾といえば航空機の爆弾から大量の小爆弾を撒いて地上で炸裂するというイメージがあるのですがそれは一部です。例えば今回報じられたクラスター弾は155mm榴弾砲から発射できるクラスター弾で上空で炸裂させることで塹壕に潜む敵を一掃できるというものになっています。

こちらが155mm DPICM 多用途クラスター弾です。もちろん最近開発されたものではなくDPICM 砲弾そのものの開発1960年代から始まっています。155mmタイプの初期型についても1987年に生産がはじまっているものになります。
こちらが榴弾砲の砲弾ごとに異なる攻撃ができることを示しています。右側上から2つ目がDPICMで、このように上空で爆発させることで塹壕に潜む敵に対しても打撃を与えることができます。
目安として記事によるとDPICMの殺傷範囲は一発の155mm榴弾砲(地上で爆発して破片を撒き散らす砲弾)よりも10倍ほど大きくなるとしており、威力そのものが高いためロシアの軽車両や軽装甲車に対しても「壊滅的な結果」をもたらすとしています。
クラスター弾といえば航空機の爆弾から大量の小爆弾を撒いて地上で炸裂するというイメージがあるのですがそれは一部です。例えば今回報じられたクラスター弾は155mm榴弾砲から発射できるクラスター弾で上空で炸裂させることで塹壕に潜む敵を一掃できるというものになっています。

こちらが155mm DPICM 多用途クラスター弾です。もちろん最近開発されたものではなくDPICM 砲弾そのものの開発1960年代から始まっています。155mmタイプの初期型についても1987年に生産がはじまっているものになります。
榴弾砲による砲撃の種類。 pic.twitter.com/0j7hF9Pton
— mssn65 (@jpg2t785) May 13, 2022
こちらが榴弾砲の砲弾ごとに異なる攻撃ができることを示しています。右側上から2つ目がDPICMで、このように上空で爆発させることで塹壕に潜む敵に対しても打撃を与えることができます。
目安として記事によるとDPICMの殺傷範囲は一発の155mm榴弾砲(地上で爆発して破片を撒き散らす砲弾)よりも10倍ほど大きくなるとしており、威力そのものが高いためロシアの軽車両や軽装甲車に対しても「壊滅的な結果」をもたらすとしています。
