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夏になると一回は使用するのは殺虫剤です。蚊やハエを撃退する成分が含まれているのですが、アレスリンという日本では蚊取り線香にも含まれる成分が有害だとして欧州では使用禁止となりました。

蚊取り線香といえば日本では昔から利用されている夏の風物というイメージがあるのですが、これを燃やしたときに発生するアレスリンという殺虫成分が、空気中に放出されてから日光に触れると光分解物質が生成され、結果的に皮膚に触れるとDNAや染色体を損傷する遺伝毒性があるとして使用が禁止されました。

つまりアレスリンそのものが悪いというのではなく、日光が原因で別の物質に生まれ変わることで有害になるというものになります。

この問題についてお隣、韓国でも「EUで禁止されているものが国内では認可されている」というニュースがありその内容を紹介していきます。

유럽서 금지시킨 모기향 성분…우리 정부도 조사 나섰다
https://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1007253194&plink=TOPHEAD&cooper=SBSNEWSMAIN

記事ではアレスリンについては韓国では火をつけて使う渦巻き型蚊取り線香にはすべての製品に入っており、電子式蚊取りマット製品の中には一部メーカーの製品にアレスリンが使用されているとしています。一方で、肌に直接吹きかけるスプレー製品や液状蚊取り製品など欧州で使われているような製品では含まれていないことが分かったとしています。

その上で、専門家らは光分解を起こすのは日中の紫外線ということ考えると夜間に使ったり、家の中で使う程度では問題がないのではないかとして使用禁止にする前に確認が必要だと口を揃えているとのことです。

一方で、海外ではマラリアなど蚊が媒介させるウイルスなどで大量に人が死亡しています。アレスリンを含め含有するスプレーや蚊取り線香の有効性については、使用しないことが逆に人を死に追いやる結果になることも予想されるため、状況に応じて利害を考える必要があると思われます。