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ここ最近、縦横10数センチしかないにもかかわらず一昔前のミニPCよりも遥かに高性能だとするintelの『N100』というCPUを載せた端末が想像以上に快適に動作するとして注目を集めています。今回はオススメの端末なども一部紹介していきます。

ミニPCというジャンルは昔から存在しており、それは手のひらサイズのPCケースにCPUやメモリ、記憶装置などを実装しているもので文字通りの超小型PCとなります。しかしこのようなPCの宿命はCPUが貧弱で動作が重いというものでした。

しかしここ最近、intelのN100を搭載したCPUであればワード・エクセルといった事務系のソフト、またはYoutubeやウェブサイト閲覧といった一般利用の多くの場面で問題はないといい、端末の値段もWindowsなど込みで2万円~3万円台後半で買えてしまうというものです。



既に多くのYouTuberがN100のCPUを搭載したミニPCをレビューしており、一様に高評価となっています。

このN100というCPUはintelのデスクトップ用のCore i 12世代シリーズ以降に搭載されているE Coreという高効率コアがあり、それお4つ組み合わせたものになります。ちなみにCore i 12世代シリーズにはP Coreというメインコアとは別にE Coreが4個や8個搭載されています。参考

加えて現在主流のM.2 SSDなど高速で読み書きできる記憶装置を搭載することで一昔前のHDD搭載世代よりも非常に動作が機敏になっているというものです。

intel 100を搭載したミニPC

N100を搭載したミニPCは上の動画のようにキューブ型をメインに一部でノートPCも販売されています。これらはアマゾンなどで購入することができます。その価格もPCもとしては安く特にノートPCでも3万円台から販売されているものがあり注目されています。

もちろんこのミニPCでゲームをしたり動画を編集したりといった処理がかかる作業はできません。あくまでも事務用となどの軽い作業、ネットショッピング、動画閲覧、ネットワークと接続してファイルサーバー化したり、サブPCとして利用するといった用途に限定される点は注意が必要です。言い換えれば昔の古いPCを中古などで購入するくらいならこのミニPCを購入したほうが明らかに処理が軽いということは言えます。

以下はアマゾンで発見したN100搭載の機種です。いくつか値段差がありますがこれはメモリの量が8~16GB、記憶装置の容量が256~1000GB(1TB)、入出力装置の有無の差となります。

オススメなものとしてはメモリは16GB、記憶装置のSSDは256GBのものであれば別途2.5インチSSDを搭載できるものを探して購入したほうがいいと思われます。ただし1TBのものでも価格差は小さいためできるだけ大きいものがオススメです。またファイルサーバー化するなどネットワークで利用したい場合はWindows 11 Proを搭載した機種がおすすめです。

1.Beelink Mini S12 Pro (DDR4 16GB SSD 1TB) 価格38,800円(1万円クーポンで実質28,800円)

2.CHUWI LarkBox X2023 (DDR5 12GB SSD 512GB) 価格29,900円 (3000円クーポンで実質26,900円)

3.GMKtec-G2 (DDR5 12GB SSD 512G) 価格29,900円 (4000円クーポンで実質25,900円)



4.‎SkyBarium (DDR5 16GB SSD 1TB) 34900円 (6500円クーポンで実質28,400円) オススメ
デメリット:USB3.0ポートが1つだけ


5.GemiBook XPro CHUWI (DDR5 8GB SSD 256GB)  42900円 (3000円クーポンで実質39,900円)

2023年7月時点でN100を搭載した安価なノートPCは少なくこれ一択となっています。