海外メディアによると、ニューヨーク州ロングアイランドの地元検察は今月14日、2010年頃からニューヨークのビーチで発生したビーチ連鎖殺人の容疑者としてマンハッタンで建築士として働く59歳のレックス・ヒューマンを捕まえて起訴したと発表しました。

発見に至ったのはピザです。犯人が働く事務所の外ゴミ箱に捨てた食べかけピザからDNAを確保。これが殺人事件の犠牲者を包んでいた布から出たDNAと対照した結果一致したといいます。この捜査は2022年1月に行われていました。なぜ警察側がこの事務所の捜査をしていたのか詳しいことは記載されていないのですが、予想では容疑者として当該人物が挙がっていたと考えられます。

この事件はロングアイランドの道路脇で20代など若い女性を中心に少なくと6人以上、その後の捜査も含めると合計で16人の殺人が行われたとされる事件です。しかし犯人が捕まらず長期の未解決事件となっていました。ロングアイランドの地元警察によると、検察は殺人事件のうち少なくとも4件に対して容疑者に殺人容疑を適用したと明らかにしています。

この事件については2020年に事件を題材とした映画「ロストガールズ」として米動画配信大手ネットフリックスで公開されていました。