複数の惑星が公転する惑星系。基本的にその惑星はそれぞれが独立した軌道を周回しているのですが、2つの惑星が同じ軌道を周回するという共軌道伴星の初の証拠を入手したと発表されています。
今回発見されたのは地球から370光年ほど離れた一にあるPDS-70(ケンタウルス座V1032星)という星系です。誕生してからそれほど時間が経っていない赤ちゃんのような星系になるのですが、恒星PDS-70を公転するPDS-70bの近くを別の惑星が公転可能性が高いというものです。
We Just Got The First Evidence of Two Planets Sharing The Same Orbit : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/we-just-got-the-first-evidence-of-two-planets-sharing-the-same-orbit
こちらがその画像になるのですが、中心がPDS-70という恒星。その下にPDS-70bという惑星が薄っすらと見えるのですがその右側にサイズは小さいものの何らかの惑星が見られるというものです。
PDS-70bは木星の5~9倍の質量があると考えられている惑星で、その右側にあるのは予想では地球質量の2倍ほどの質量があるのではないかとしています。そしてこの地球の2倍ほどの天体はPDS-70bと同じ軌道上にあり少なくとも観測した1年はこの位置関係にあるとしています。
なぜ巨大な惑星が同じ軌道上に存在できるのか。理由はラグランジュ点という恒星とPDS-70bの安定した重力のスポットにあるためだと考えられています。
このラグランジュ点(L5やL4)には木星であれば小惑星帯が存在しておりある程度大きい天体も確認されています。今回は木星の5倍以上という巨大な天体であるため地球の2倍もある質量の天体を安定して軌道上に乗せることができているのではないかと考えられます。
ただ現時点でPDS-70bのラグランジュ点L5にあるという惑星が共軌道伴星として正確な位置にあるのかは再調査が必要だとしており、はやければ2026年頃にも行うことができるとしています。仮に共軌道伴星となれば世界初の発見であり画期的な発見になるだろうと説明しています。
We Just Got The First Evidence of Two Planets Sharing The Same Orbit : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/we-just-got-the-first-evidence-of-two-planets-sharing-the-same-orbit
こちらがその画像になるのですが、中心がPDS-70という恒星。その下にPDS-70bという惑星が薄っすらと見えるのですがその右側にサイズは小さいものの何らかの惑星が見られるというものです。
PDS-70bは木星の5~9倍の質量があると考えられている惑星で、その右側にあるのは予想では地球質量の2倍ほどの質量があるのではないかとしています。そしてこの地球の2倍ほどの天体はPDS-70bと同じ軌道上にあり少なくとも観測した1年はこの位置関係にあるとしています。
なぜ巨大な惑星が同じ軌道上に存在できるのか。理由はラグランジュ点という恒星とPDS-70bの安定した重力のスポットにあるためだと考えられています。
このラグランジュ点(L5やL4)には木星であれば小惑星帯が存在しておりある程度大きい天体も確認されています。今回は木星の5倍以上という巨大な天体であるため地球の2倍もある質量の天体を安定して軌道上に乗せることができているのではないかと考えられます。
ただ現時点でPDS-70bのラグランジュ点L5にあるという惑星が共軌道伴星として正確な位置にあるのかは再調査が必要だとしており、はやければ2026年頃にも行うことができるとしています。仮に共軌道伴星となれば世界初の発見であり画期的な発見になるだろうと説明しています。