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福島第一原発事故で発生した大半の放射性物質を取り除いた処理水を海洋放出する件で、韓国国内で以上なレベルで不安や恐怖が広まった理由に関して、ソウル大学病院の学者は「恐怖マーケティング」とし、一部の政治家(野党)が意図的に国民に不安や恐怖を与えたと主張しています。

福島から海洋放出されることになった処理水。これは放射性トリチウムやそれ以外の放射性物質が微量に入っているものでこれを海洋放出する前に大量の海水で薄めて流すというものです。

この海洋放出について日本以上に過剰反応しているのは韓国です。理由は韓国ではこの問題を国民を巻き込み政治問題化しているためです。
元検察官で現在の韓国大統領ユン・ソンニョル大統領率いる与党『国民の力』は「科学的にも海洋放出は問題はない」とする一方で、強烈に反対の意思表明をしているのはムン・ジェイン前大統領が所属している野党『共に民主党』らです。

朝鮮日報によると韓国海洋科学技術院の発表として放射性トリチウムなど薄めた処理水の危険性については放出後数年後に韓国の海域に入ってくる予想されているのですが、目安として放出した時点の6億分の1程度にまで薄められているとしています。
これは仮に海水を飲料水として飲んだ場合、約1兆年ほど飲み続けてやっと胸部レントゲン1回分程度の被ばく線量になるとしており宇宙や自然から被爆する自然放射線のほうが高いレベルであり無視できる程度だ説明しています。

それにも関わらずなぜ韓国の野党政治家や科学者らは不安を助長するようなことをしているのでしょうか。

ソウル大学病院精神健康医学科教授は「韓国国民の相当数が汚染水放出に反対だと主張する一部の政治家らの行為は意図的に不安と恐怖を助長するものだ」とし、このよう人物らは「韓国国民の不安を食い物にする人々だ」と指摘しています。

特に漠然とした不安や恐怖は科学的な根拠を出したとしても私達人間は不安や恐怖の判断を優先するようになっており、結果的に福島の処理水に関しても過度の不安や恐怖心の助長させることで否定的な予測をするように人々を仕向けるとしています

福島の処理水を巡って韓国では国民感情を煽ることで自身の支持率アップさせ与党の支持率を下げるというという意図が少なからずある…ということにもなります。その背景にあるのは現在の野党、つまり前の与党だった文在寅前大統領がこれまで行っていた福島第一原発事故の放射能対策と今の放射能対応がつじつまが合わないこと恐れている可能性もゼロではありません。