台湾メディアによると、台湾を始め韓国国内でも確認されている中国発の不審な郵便物について、韓国宛については台湾を経由し送られた可能性があるとして、刑事局で専従チームを組織し追跡を行っていると報じています。

台湾や韓国で無作為に送られている不審な荷物についてわかっているのは、中国の広東省深セン市から発送されたということです。その荷物が韓国入っているのですが、韓国へは中国から送られ台湾、マレーシア、ウズベキスタンといった中国に近い国を経由しているとのことです。
経由していることについては発送地を中国ではなく台湾やマレーシアに偽装するためと見ています。

韓国では4日で3500件の不審物発見

問題なのはその両です。明らかに中国人が意図的にゴミのような商品を送り続けていることになるのですが、中身についてはリップクリームのような小さな製品が入っていたといいます。しかし韓国では蔚山の国際郵便物に入っていた白い練り物や粉があったらしく、開封した人がめまいや呼吸困難、手足のしびれを訴え病院に搬送される自体が起こっています。(これついては危険成分は検出されていません)

いずれにしても同様の事例は2020年に日本を始め欧米などに中国から多く届けられた郵便物と同じ行為とみており、「ブラッシング詐欺」つまりオンラインショッピングモールが実績や評価を偽装操作するために注文していない商品を不特定多数に発送する手口だとしています。要するに星5などの評価をするため商品の発送が必要があり無作為に送ったというものになります。

参考：東亜日報