道路の横に植えられた木。日本では県や市などが街路樹を管理しており、桜を始め多種多様な樹木が植えられています。これは世界共通で一般的に豊かな国であれば街路樹は当たり前のように植えられているのですが、ここ中国の湖北省武漢市では市内における街路樹カバー率は88％になっているとしています。

つまり街路樹を植えることができるエリアの88%で既に実施済みだということになると考えられるのですが、特に市内の江漢区にある後襄河南路の街路樹並木美しいとして話題になっているといいます。



この後襄河南路は「武漢で最も美しい街路樹のある道路」とて話題になっているところで、近くには公園があったり博物館があったり市の駅前近くにある中心的な位置にあるといいます。この556mに渡る道には大量の街路樹が植えられており、自然、人文、スポーツ、商業を含む各種生活圏にもなっているとしています。



こちらが後襄河南路ですが、北には池のような施設、南には公園のような施設がありその中心部に位置しています。確かに街全体をみると緑が非常に多い印象があり、スペースがあれば木が植えられていたり、緑地となっているようです。

街路樹を植える必要があるのかについては、日本では第一に景観というものがり道路周辺に対して季節感を出したなど見た目という理由から植えられていることがあります。他には車が歩道に突っ込んできた場合、強靭な木が車を止めたり、中央分離帯にある場合は対向車のヘッドライトの光を低減という目的があります。

他には木により日陰ができることで路面温度を下げることができ、周辺の気温抑制やCO2削減といった環境目的もあります。

参考：人民網