海外メディアによると、ポーランド当局によると最近、鳥で高い致死率がある鳥インフルエンザが猫に感染し、確認された中では38%(?)あまりの高い致死率になっていることが明らかになりました。
ポーランド保健当局によると2023年6月に46匹の猫と1匹のカラカルに関してウイルス検査を行ったというもので、29匹の猫がH5N1型鳥インフルエンザの検査で陽性反応を示したといいます。この29匹と考えられるのですが、その後猫11匹が死亡。さらに14匹が回復する見込みは無いと判断したのか安楽死させられました。
Mysterious Spread of Bird Flu in Cats in Poland, WHO Reports : ScienceAlert
つまり29匹中少なくとも11匹が死亡したとすると致死率は38%ということになるのですが、実際どのくらいの致死率になっているのかは不明です。
WHOによると「どこで鳥インフルエンザに感染したのかはわからない」としており、感染した場合は猫は呼吸困難、血の混じった下痢などがみられ神経学的症状などの重篤な症状を発症し急速に悪化し死亡するケースもあるとのこと。
問題なのは今回はポーランドでしたらがポーランド以外の国でも鳥インフルエンザの猫感染が多数報告されています。
感染した猫との接触による人への感染リスクについては個人用保護具を使用せずにH5N1型感染猫に定期的にさらされる可能性のある猫の飼い主や獣医師などのリスクは、低から中程度とみられていると同報告書は述べています。ただこの中程度とはどのくらいなものなのかは不明です。
鳥インフルエンザのH5N1の人感染については2020年以降でわかっているだけで12件報告されています。いずれも死亡した人はおらず4人が重症、8人が軽症・無症状でした。
ただ猫から人に感染する可能性については新型コロナウイルスが人から猫・犬に感染した例が複数報告されており人に感染する可能性もゼロではありません。猫、特に野生の猫は鳥を襲うことが知られており、鳥インフルエンザで弱った鳥を襲った結果猫に感染したケースもあると考えられます。
Mysterious Spread of Bird Flu in Cats in Poland, WHO Reports : ScienceAlert
つまり29匹中少なくとも11匹が死亡したとすると致死率は38%ということになるのですが、実際どのくらいの致死率になっているのかは不明です。
WHOによると「どこで鳥インフルエンザに感染したのかはわからない」としており、感染した場合は猫は呼吸困難、血の混じった下痢などがみられ神経学的症状などの重篤な症状を発症し急速に悪化し死亡するケースもあるとのこと。
問題なのは今回はポーランドでしたらがポーランド以外の国でも鳥インフルエンザの猫感染が多数報告されています。
猫から人感染、人人感染は?
7月12日の時点で感染した猫と接触した人から症状を報告した人はいないとWHOは述べており、すべての接触者に対する監視期間は終了したと付け加えています。つまり猫からの人感染は無かったとしています。感染した猫との接触による人への感染リスクについては個人用保護具を使用せずにH5N1型感染猫に定期的にさらされる可能性のある猫の飼い主や獣医師などのリスクは、低から中程度とみられていると同報告書は述べています。ただこの中程度とはどのくらいなものなのかは不明です。
鳥インフルエンザのH5N1の人感染については2020年以降でわかっているだけで12件報告されています。いずれも死亡した人はおらず4人が重症、8人が軽症・無症状でした。
ただ猫から人に感染する可能性については新型コロナウイルスが人から猫・犬に感染した例が複数報告されており人に感染する可能性もゼロではありません。猫、特に野生の猫は鳥を襲うことが知られており、鳥インフルエンザで弱った鳥を襲った結果猫に感染したケースもあると考えられます。