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記録的な酷暑となっている日本。毎日「水分補給を…」とテレビでは連呼していますが、カナダでは毎日1ガロン、約3.8リットル水を飲むことをSNSなどでやっていた人間が病院送りとなったと報じられています。

イギリスメディアが伝えた内容によると、カナダ人のミシェル・フェアバーンとう人物は75日間、毎日1ガロンの水を飲む「75ハードチャレンジ」というよくわからない企画を始め、食事管理なども行いつつその様子を写真を取ってSNSなのかどこかに発表するということを行っていたそうです。

具体的には毎日水1ガロン(3.78リットル)摂取し、食事管理、1日2回45分ずつ運動、読書10ページを日課とするというものです。仮に、期間中一日も達成できなければ最初から再開するのがルールとしていました。

▼体調不良を訴えるフェアバーンさん
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露骨なSNSのフォロワー稼ぎのようにも思われるのですが、フェアバーンの挑戦はわずか12日で強制終了となります。なんとナトリム欠乏で体調を崩し病院送りとなったためです。ナトリム欠乏は過度な水分摂取をすることで血液中のナトリム量が減り低ナトリム血症になるというもので放置すれば死亡します。

結果として12日まで強制終了となったのですが、フェアバーンさんは今後水の摂取量を減らして運動をしていく方法でチャレンジしたいとしています。

一方で医師らはこの挑戦を無駄だと評価しており、インディペンデントの取材に答えた専門家は「この行為は健康な生活に導かない」とし「真似して参加することに強く反対する」と答えています。