韓国で先月末に猫が鳥インフルエンザに感染する事例が数例報告されている件について、韓国のペットフードメーカーが殺菌処理などを適切に行わず鳥インフルエンザに汚染された飼料を大量に出荷、これを食べて感染した可能性があると報じられています。
韓国の家畜防疫当局によると、ソウル市で2023年6月25日と31日の冠岳区動物保護施設で飼育されていた猫がH5N1鳥インフルエンザウイルスに相次いで感染した件について、感染経路を把握するために疫学調査を行った結果、ネコが口にしていたペットフードから鳥インフルエンザが検出されたと発表しました。
'조류독감' 고양이들 이 '사료' 먹었다…반려묘 감염시 안락사 대신 격리 - 머니투데이
https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2023080217552482404&MTS_P
このペットフードを作っていたのは韓国のメーカー京畿道金浦市にある「ネイチャースロー」という業者で、2023年5月25日以降、滅菌・殺菌工程をきちんとせずに動物用飼料を製造したことが確認されました。
具体的には飼料名は「トシルトシレストラン」と呼ばれるブランドで、鶏肉とオリゴで作った「バランスドチキン」とバランスドドック」の2つの製品。主にオンラインで販売されており、5月25日から生産された製品はこれまで3200個売れたことが確認されています。購入した人員は212人でソウル70人、京畿67人、仁川11人など全国だとしています。
当局はメーカーに対して生産中止と回収、および廃棄することを命令し、自治体も購入者を特定しするなど対応を進めているとしています。
ネコが鳥インフルエンザに感染するケースはこれまでも海外で報じられており、なぜネコがだけが感染するのか疑問視されていたのですが、今回の事例が正しいとした場合、野生は発症し弱った鳥をネコが襲い食べたことで感染するというも経路が考えられます。
いずれにしても既に汚染されたペットフードが1ヶ月以上も流通しており他にもネコが発症している可能性があるといい、飼い猫が発熱、食欲不振、呼吸困難、乾き咳などインフルエンザの疑いの症状を示した場合は直ちに連絡してほしいとしています。
ちなみに韓国も含め日本も鳥インフルエンザに感染した場合は例外無し安楽死という対応が取られます。しかし韓国では国民感情を考慮し、仮に感染したとしても施設で隔離治療を受けさせるとしています。
'조류독감' 고양이들 이 '사료' 먹었다…반려묘 감염시 안락사 대신 격리 - 머니투데이
https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2023080217552482404&MTS_P
このペットフードを作っていたのは韓国のメーカー京畿道金浦市にある「ネイチャースロー」という業者で、2023年5月25日以降、滅菌・殺菌工程をきちんとせずに動物用飼料を製造したことが確認されました。
具体的には飼料名は「トシルトシレストラン」と呼ばれるブランドで、鶏肉とオリゴで作った「バランスドチキン」とバランスドドック」の2つの製品。主にオンラインで販売されており、5月25日から生産された製品はこれまで3200個売れたことが確認されています。購入した人員は212人でソウル70人、京畿67人、仁川11人など全国だとしています。
当局はメーカーに対して生産中止と回収、および廃棄することを命令し、自治体も購入者を特定しするなど対応を進めているとしています。
汚染されたエサを食べて感染するのか?
問題は仮に鳥インフルエンザに感染したペットフードを食べてネコが感染・発症するのかという疑問です。詳しいことは現在調査中としているのですが、そもそも鳥インフルエンザが哺乳類の猫に感染することが異例だとした上で、あくまで記事の表現として「飼料を食べて伝播が確認されたのは今回が初めてだ」と記載されています。ネコが鳥インフルエンザに感染するケースはこれまでも海外で報じられており、なぜネコがだけが感染するのか疑問視されていたのですが、今回の事例が正しいとした場合、野生は発症し弱った鳥をネコが襲い食べたことで感染するというも経路が考えられます。
いずれにしても既に汚染されたペットフードが1ヶ月以上も流通しており他にもネコが発症している可能性があるといい、飼い猫が発熱、食欲不振、呼吸困難、乾き咳などインフルエンザの疑いの症状を示した場合は直ちに連絡してほしいとしています。
ちなみに韓国も含め日本も鳥インフルエンザに感染した場合は例外無し安楽死という対応が取られます。しかし韓国では国民感情を考慮し、仮に感染したとしても施設で隔離治療を受けさせるとしています。