台湾と中国を巡る問題。中国の軍事侵攻の可能性が高まっているとされているのですが、先月下旬、中国本土から12km程度しか離れていない台湾の馬祖列島に泳いで亡命した中国人が現れる出来事がありました。
この出来事は2023年7月24日に発生していたもので、現地メディアによると40代の中国人男性が12kmほど離れた中国福建省の福州市黃歧半島沿岸から泳いで島までたどり着いたというものです。
記事によると中国人男性は「自由を求めるためだ」と話しているのですが、12kmの距離を実に10時間ほど泳いでたどり着いたと考えられています。
▼馬祖列島の位置。台湾の北西部に位置する
発見された経緯についてはこの男性が台湾の島に到着した後にハチに刺されて痛みを訴え、周辺に助けを求めていたものの、現場に居合わせた観光客らが通報して事案が発覚したというものです。また男性は乾燥食品や衣類、非常用の医薬品、人民元などを所持していたことが分かっており、男性が中国から台湾領の島まで泳いだと話していたといいます。
この男性については現在治療を受けるため医療施設に送られたもののハチにさされた箇所以外は特に問題はないとしています。
一方で、この男性については台湾と中国の両岸人民関係条例に違反しているのですが、現在取り調べを受けており今後の対応をとるということになります。
記事によると中国人男性は「自由を求めるためだ」と話しているのですが、12kmの距離を実に10時間ほど泳いでたどり着いたと考えられています。
▼馬祖列島の位置。台湾の北西部に位置する
発見された経緯についてはこの男性が台湾の島に到着した後にハチに刺されて痛みを訴え、周辺に助けを求めていたものの、現場に居合わせた観光客らが通報して事案が発覚したというものです。また男性は乾燥食品や衣類、非常用の医薬品、人民元などを所持していたことが分かっており、男性が中国から台湾領の島まで泳いだと話していたといいます。
この男性については現在治療を受けるため医療施設に送られたもののハチにさされた箇所以外は特に問題はないとしています。
一方で、この男性については台湾と中国の両岸人民関係条例に違反しているのですが、現在取り調べを受けており今後の対応をとるということになります。