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電気自動車を購入する上でとても重要なスペックとして「1回の充電でどのくらい走れるのか」があります。特に車両価格が高いものほど航続距離も伸ばすという戦略をメーカーも取っているのですが、この航続距離が詐称されているとしてアメリカでテスラが訴えられたと報じられています。

ロイター通信などによると、カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所にテスラオーナーの3人が電気自動車の推定航続可能距離を虚偽宣伝したとして、テスラに対して集団訴訟を起こしたと報じています。

関係者によるとテスラは約10年前にEVの航続距離の変更を開始したという報道を受けてのものになります。具体的にはフル充電時に誇張された航続距離を表示したというものらしく、充電に関しても50%された時に初めて正確な航続距離を数値を表示し始めるという『プログラム』だったというものです。

Tesla faces California class action on its EV range claims | Reuters
https://www.reuters.com/legal/tesla-faces-california-class-action-its-ev-range-claims-2023-08-03/

内容がいまいち理解できないのですが、この話は10年前に変更されたらしく現在も充電と航続距離の誇張・乖離しているのかは定かではないとしています。しかし、米当局はテスラに対し、2020年モデル以降についてカタログ値の航続距離を引き下げるよう要請していたことは事実だとしています。

電気自動車自動車と航続距離

ガソリン車でもカタログスペックと実際の燃費が大きくかけ離れるということは珍しいことではありません。もちろん過去に捏造していたケースも多々報告されているのですが、大きな理由の一つとしてどこをどのように運転したのか、ドライバーの運転技術そのものにも影響されるものであり正確なものは導き出すことは難しくなっています。確実に言えることは「カタログスペック燃費は楽観視し過ぎた数値か、現実離れしており不可能か、難しい」ということは共通して言えます。

一方でテスラはどうなのか。カリフォルニア州のモデルYのオーナー、ジェームズ・ポーター氏は訴訟の中で、旅行で「92マイルしか運転しなかったにもかかわらず航続可能距離は倍の約182マイル分も減っていた」と述べています。このようなことから3人はテスラの車を購入したすべての人に対して賠償を求めているというものです。

電気自動車と航続距離の問題としてはいずれもカタログスペックを超えて走るというのはほぼ無いとされており、SAE Internationalの調査によると電気自動車の平均として宣伝されている航続距離を約12.5パーセント下回る傾向にあることがわかったとしています。