この事故は2023年7月29日、ブラジルのロンドニア州とマトグロッソ州の間に位置する森林に墜落したもので、当時この双発機に乗っていた親子が考えられない行動を取っていた可能性が高いことが明らかになりつつあります。

A dad enjoys a beer while his 11yo son pilots the plane just before fatal crash
https://airlive.net/news/2023/08/09/a-dad-enjoys-a-beer-while-his-11yo-son-pilots-the-plane-just-before-fatal-crash/

地元当局によると、墜落事故機に乗っていたのはブラジルの牧場主であるガロン・マイア（42歳）とその息子フランシスコ・マイア（11歳）です。二人は当時双発機のビーチクラフト・バロン58の操縦席に乗り込み、動画では親がそれを撮影しながら11歳の無免許の息子に対して離陸の操作をする様子が映し出されていました。



そこには親がビール片手に自撮りする様子も映し出されており、この映像がガロン・マイアさんのSNSに投稿されていたといいます。ただ、現時点で飛行中にも子供が操縦していたのかなどは不明で、事故前の様子はわからないとしています。

動画の内容については「待て、準備はいいか？前方には何もないな」「レバーに手を置いて、レバーに手を置いて。そこに手を置いたまま、スピードを見みて」という会話でした。