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先月末、アメリカで開催されたのはUFO公聴会です。これ自体が謎の公聴会だったのですが、その時に「アメリカは宇宙人の遺体を隠し持っている」「UFOの技術を取り入れようとしている」などと主張していた人部が話題になったのですが、彼は精神科に通院歴があることが明らかになりました。

現地時間26日、米下院監視小委員会。そこにいたのは3人の退役軍人です。彼らは未確認異常現象(UAP)つまり大半がUFOや宇宙人に関する日本で言うお笑い超常現象番組見たいなものを公式にやってしまうという謎の3回目の取り組みなのですが、そこに出席した一部の人間に関して見出しでも紹介したように過去にPTSDと重度のうつ病などの理由で精神科の通院歴がある人間が証言していたと報じられています。

That UFO Whistleblower Apparently Had a Psychiatric Detention
https://futurism.com/ufo-whistleblower-psychiatric-detention

記事によると、3人の証言者のうち注目さえれているのは空軍退役軍人で国家地理空間情報局の元メンバーであるデビッド・グルーシュ氏です。このグルーシュ氏はどのような発言をしたのか。いつくか紹介すると
  • 米政府はUAP(UFP)を保持しているだけでなく、この航空機を操縦していた「非人間」パイロット(つまり地球外知的生命体)たちの遺体も持っている。ただし、これは他人から聞いた話で自分で目撃していない
  • 米政府がUFOの残骸を回収し構造を分析して設計を解明するリバースエンジニアリングを試みる計画が秘密裏に進められてきた
  • 米国政府が何十年もの間、人間以外の起源を持つ“物体”を回収してきた
というものです。

ではこれが正しいという証拠は一つでも持っているのか。残念ながらそのの一つも提示されていません。つまり客観的にみて彼のそれが事実だと判断する材料が皆無です。

デビッド・グルーシュ

これはThe Interceptが報じている内容として、元諜報員から『内部告発者』となった彼には、PTSDと重度のうつ病に悩まされる波乱万丈な過去があったと記事にしています。具体的にはグルーシュは妻に自殺願望を表明した後、精神科入院プログラムに参加したことが分かっているとしています。

このような報道について個人情報的な意味合いからも批判の声も一部で出ているものの、今回の内部告発者らは記録の公開を避難しており事実でもないと主張しています。

ただ今回の公聴会の発言については複数の専門家や政府関係者も彼の主張に冷や水を浴びせているというのは事実であり、「このUFOに関する公聴会は関係者全員にとって当惑するものだった」と元米国科学者連盟メンバーは語っています。