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新型コロナワクチンに関してモバイル通信規格である「5Gに接続される」などと『意味不明』な主張を永遠と繰り返していた人間がこの地球上にいます。その中心人物でデマの発生源の一つだったシェリー・テンペニーという反ワクチン活動家で講演会や書籍を販売していた医師が先日免許を剥奪された報じられています。

新型コロナワクチンを接種すると「5G基地局と接続される」「ワクチンを接種すると体が磁化され体にくっつくようになる」などと2021年頃から主張していたのはシェリー・テンペニーというアメリカ人で医師免許を持っていた人物です。

5G基地局と接続されるなどというデマは日本国内でも一部の人間が触発され反ワクチンデマを繰り返す結果にもなったのですが、実はこのデマの発信源の1つで反ワクチン活動強烈に行っていたのはこのシェリー・テンペニーです。

そもそも5G云々、磁化云々というデマが広まったのか。その原因を作ったのはマスコミです。2021年6月8日に実はこのデマを発信しまくっていたシェリー・テンペニーを出演させたことが騒動のはじまりです。

そこでテンペニーは「ワクチン接種を受けた人が磁気を帯びている写真を見たことがあるでしょう?」などとワクチンで体が磁化すると意味不明ことを主張。さらに「まだ特定されていないインターフェース」がワクチンに含まれているなどと主張をし始め、当時使用され始めた5G規格のモバイル通信に目をつけたのか「5Gに接続される!」などと理解できない主張を繰り返していました。

この事態を重く見たのはこの人物が所属するオハイオ州医師会です。当然この女は自らの主張を医師である以上、説明する義務が生じる必要があるのですが以降逃げ回ります。テレビ出演後1ヶ月後に医師会は本人に質問をしようとしたものの不在。さらに2ヶ月後に弁護士に対して質問に回答するよう求めたものの「合法な根拠を持っていない」とすべての回答を拒否しました。

シェリー・テンペニーに対する質問内容については明らかにされていなかったのですが、その内容とは
  • COVID-19ワクチンが人々を磁化させたり、5Gタワーとのインターフェイスを生じさせたりするCOVID-19ワクチンが本物のウイルスを注射するのではなく遺伝物質の切れ端を注射する
  • 患者が異常出血、心筋炎、脳卒中、神経学的合併症などを患う
  • 大都市圏の一部では死体を液化して水道に流している
  • 以下略
などの主張に対し、どのような科学的根拠およびその出典を出すように求めました。つまりこれら質問に医師の立場として全て逃げ回った意味です。

結果的にオハイオ州医療委員会は2023年8月9日に、質問に回答していないとして全会一致でテンペニーの医師免許の無期限停止、つまり再取得もさせない永久剥奪とする決定を下しました。

反ワクチンで金儲けのシェリー・テンペニー

シェリー・テンペニーは活動家としてどのようなことを行っていたのか。これがかなり強烈でWikipediaに記載されているレベルでも相当な人間であることが分かります。

シェリー・テンペニーについては元々反ワクチンの活動家でありワクチンが自閉症を引き起こすというデマを広めた張本人としています。このような一連の反ワクチンのデマを行うことで書籍を発行したり、講演会に出演したり、他の陰謀論者が販売するワクチン反対ビデオに登場し、一定の利益をえるということを行っています。

シェリー・テンペニーは当然SNSでも反ワクチン活動を行っています。例としてフェイスブックはこの人間のアカウントをデマを減らす取り組みとして2020年12月の時点で追放しています。

しかしこの人間は隠れて陰謀を広めまくっており、ツイッターやフェイスブックなど全反ワクチンコンテンツの最大65%を生成している12の個人および組織アカウントが特定されているのですが、その一つにシェリー・テンペニーがいることが分かっています。