
海外メディアよると先日22日、X(旧ツイッター)などSNSに中国の原子力潜水艦が台湾海峡付近で沈没したなどというデマと考えられる内容が拡散したと報じています。(画像は参考資料)
これは台湾メディアが伝えているもので、具体的にはフォーエックスライブフォーラムやツイッターなどSNSに、中国海軍の093型原子力潜水艦(NATOネーム商級)が台湾海峡付近で深刻な事故が発生し乗組員した全員が死亡したという未確認の内容が拡散されたというものです。
なぜ『沈没した』という内容と『全員が死亡した』という情報が同時並行で拡散したのか胡散臭い内容になっているのですが、台湾国防部が説明する事態となりました。広報担当者によると「台湾軍が情報・監視・偵察などを通じて台湾海峡付近のすべての海空域の動きを綿密かつ慎重に把握している」とし、「現在まで問題の事象とする情報はなく、こうした情報がSNSを通じて流布されているが確認できる公式の立場はない」と話しました。
これに対して記者が「現在、台湾軍がこれを完全に把握できないから公開できないのか?それともこ立場を明らかにできないのか?」と尋ねると「先ほど述べたように、台湾海峡周辺の海上および領空を把握することは国防部が非常に重要考えているもので真剣に遂行している。他に理由はない」とした。
同艦は2006年に就役した比較的新しい潜水艦で現在8隻運用されていると言われています。093型原子力潜水艦はA型及びB型/G型が存在しています。
その093B型原子力潜水艦という改良型は2018年1月に日本の接続水域を潜航しながら航行したことが日本側の対潜探知網で捕捉され海上自衛隊が追っかけました挙げく浮上させたことがあります。つまり中国で建造された093B型原子力潜水艦より以前に作られた技術水準の潜水艦については西側としては少なくとも探知できるということが確認されています。
参考
なぜ『沈没した』という内容と『全員が死亡した』という情報が同時並行で拡散したのか胡散臭い内容になっているのですが、台湾国防部が説明する事態となりました。広報担当者によると「台湾軍が情報・監視・偵察などを通じて台湾海峡付近のすべての海空域の動きを綿密かつ慎重に把握している」とし、「現在まで問題の事象とする情報はなく、こうした情報がSNSを通じて流布されているが確認できる公式の立場はない」と話しました。
これに対して記者が「現在、台湾軍がこれを完全に把握できないから公開できないのか?それともこ立場を明らかにできないのか?」と尋ねると「先ほど述べたように、台湾海峡周辺の海上および領空を把握することは国防部が非常に重要考えているもので真剣に遂行している。他に理由はない」とした。
093型原子力潜水艦
093型原子力潜水艦、NATOコードネーム商級(Shang Class)は全長106m、幅11.5mの攻撃型原子力潜水艦です。攻撃型というのは弾道ミサイルを搭載していない純粋な対艦・対潜攻撃用に建造された潜水艦です。ただし射程540kmの巡航ミサイルを搭載可能で魚雷攻撃以外も水面に飛び出て巡航ミサイルで敵艦艇や地上目標も攻撃できます。同艦は2006年に就役した比較的新しい潜水艦で現在8隻運用されていると言われています。093型原子力潜水艦はA型及びB型/G型が存在しています。
その093B型原子力潜水艦という改良型は2018年1月に日本の接続水域を潜航しながら航行したことが日本側の対潜探知網で捕捉され海上自衛隊が追っかけました挙げく浮上させたことがあります。つまり中国で建造された093B型原子力潜水艦より以前に作られた技術水準の潜水艦については西側としては少なくとも探知できるということが確認されています。
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