
一度作れば何十年も持つ橋。対岸に渡るには非常に便利な構造物になるのですが、2018年にカナダで発生した開通からわずか数時間で崩壊した橋について、不正があったことが明らかになりました。
この橋はサスカチュワン州のクレイトンという地域に作られたもので、名前はダイク記念橋とよばれていました。ダイク記念橋は2018年9月14日に開通したものの、なんとその数時間後には崩壊していることが確認されました。
なぜ2018年の出来事が2023年に出ているのかは謎ですが、捜査が行われていたらしく地方自治体道路を管轄し橋を設計したスコット・ガラッチャー氏という人物が崩壊を起こしていたことが分かったとしています。
具体的にガラッチャー氏は2023年のはじめにサスカチュワン州専門技術者・地球科学者協会(APEGS)の規律委員会から3件の職業上の違法行為で有罪判決を出しています。ガラッチャー氏は橋が作られた場所の地質工学分析を採用しておらず、らせん状杭基礎の適切な工学設計をせずダイク記念橋を作ったとし適切な対応をしていなかったと判断されました。
特にこの基礎については橋で用いるものではなく、デッキを作る杭を用いていたことが明らかになっているとのこと。ガラッチャー氏は他にも5つの橋における設計に携わっていたらしく何れも懲戒処分を受けているとのこと。
ガラッチャー氏はこの騒動で関係者に謝罪したり自費で2500万円ほど支払ったなどと説明しているとのことです。
なぜ2018年の出来事が2023年に出ているのかは謎ですが、捜査が行われていたらしく地方自治体道路を管轄し橋を設計したスコット・ガラッチャー氏という人物が崩壊を起こしていたことが分かったとしています。
具体的にガラッチャー氏は2023年のはじめにサスカチュワン州専門技術者・地球科学者協会(APEGS)の規律委員会から3件の職業上の違法行為で有罪判決を出しています。ガラッチャー氏は橋が作られた場所の地質工学分析を採用しておらず、らせん状杭基礎の適切な工学設計をせずダイク記念橋を作ったとし適切な対応をしていなかったと判断されました。
特にこの基礎については橋で用いるものではなく、デッキを作る杭を用いていたことが明らかになっているとのこと。ガラッチャー氏は他にも5つの橋における設計に携わっていたらしく何れも懲戒処分を受けているとのこと。
ガラッチャー氏「橋の設計…やらせてくれ!!」
今回の問題で懲りているのかと思いきやこの人はそうではありません。記事によるとこの人間はエンジニアとして働きたいという希望を表明しているといい、また橋を設計したいと思っているとのこと。しかし、崩壊事件で5年間の橋梁プロジェクトに従事できなくなるらしく目安としては2028年以降になると考えられます。ガラッチャー氏はこの騒動で関係者に謝罪したり自費で2500万円ほど支払ったなどと説明しているとのことです。