具体的な日付けは不明ですが、首都アンカラで行われていた航空祭で何らかの理由で増槽、外部燃料タンクが外れトルコ石油国営企業ＴＰＡＯの駐車場にとめてあった車にぶつかったとしています。



こちらに落下した増槽と落下途中の動画があるのですが、現場の状況を見る限り爆発は発生しておらず、もしかしたら燃料は入っていなかった可能性があります。

落下させた事故機については詳細な技術的検査が行われるとしているのですが、機体自体は250km離れた基地に戻ったとしており、落下に気づかず帰投したのかなど状況もよく分かっていません。

増槽

現代の戦闘機については基本的にどの機体でも外部燃料タンクを搭載することができます。



文字取り燃料を収めたタンクで機体胴体部分、または主翼などに取り付けることができます。



そしてこの増槽は空中で接続を解除し切り離しもできるような構造に一応なっています。こちらはF-22の切り離しの様子です。

一方でこの増槽が落下する事故が稀ですが発生しています。


こちらは沖縄で派生した米軍の落下事故です。もちろん航空自衛隊でも発生しており2011年に小松基地のF-15から増槽が落下する事故が発生しています。