今月13日、ウクライナが侵略を受けたクリミア半島にある軍港に対して攻撃を行った結果、揚陸艦およびキロ級潜水艦の破壊に成功しました。今回はほぼ完全に破壊された潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーの状況が明らかになりました。
まずこの攻撃についてはウクライナ空軍がイギリスから提供されたと考えられるストームシャドウ巡航ミサイル、自爆無人船などによる攻撃が実施され、セヴァストポリの乾ドックでメンテナンスを受けていた潜水艦などを破壊したというものです。
この攻撃ではあくまでロシア側の主張として合計で10発の巡航ミサイル攻撃が実施されたといい、うち7発は撃墜したとしているのですがこの3発が揚陸艦に1発、潜水艦に2発命中し双方がほぼ修理不可能まで破壊されました。
そしてこちらが破壊することに成功したロシア海軍のキロ級潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーの様子です。
こちらがあくまで外側から見た命中、炎上した箇所です。ぱっと照らし合わせると魚雷が収められている魚雷発射管(攻撃時点では取り外されいた可能性)、胴体側面付近のバッテリーがあるとする箇所に大穴が空いており廃艦となると考えられます。
この攻撃については航空機から発射する巡航ミサイル『ストームシャドウ』が使用されたとされているのですがよく分かっていません。10発中7発が撃墜されたとする内容が本当なのかという点です。
ウクライナおよびアメリカなど西側は何発発射され何発命中したのかは分かっていると考えられるのですがストームシャドウは1発あたり319万ドル(約4億6000万円)とされ、仮に10発として46億円です。50億円と見積もってキロ級潜水艦は1隻あたり350億円~400億円とされるため費用対効果は非常に高かったと考えられます。
ちなみに他にも揚陸艦数十億円以上となっている他、元々ウクライナの乾ドックが使用不能となっておりその点からも攻撃は成功とみてよさそうです。
ウクライナ側は大量のミサイルで飽和させることでロシア側の防空網を突破させようとしていた可能性があるのですが、これは第二次世界大戦以降を見てもかなり大きな被害がでたものであり、現代戦におけるミサイルの有効性が示されたものになります。
ただし逆に見た場合、このような攻撃をされた場合防空網が突破されてしまうということであり、高価な艦艇を守ることが難しい実態も明らかにしています。
この攻撃ではあくまでロシア側の主張として合計で10発の巡航ミサイル攻撃が実施されたといい、うち7発は撃墜したとしているのですがこの3発が揚陸艦に1発、潜水艦に2発命中し双方がほぼ修理不可能まで破壊されました。
そしてこちらが破壊することに成功したロシア海軍のキロ級潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーの様子です。
こちらがあくまで外側から見た命中、炎上した箇所です。ぱっと照らし合わせると魚雷が収められている魚雷発射管(攻撃時点では取り外されいた可能性)、胴体側面付近のバッテリーがあるとする箇所に大穴が空いており廃艦となると考えられます。
この攻撃については航空機から発射する巡航ミサイル『ストームシャドウ』が使用されたとされているのですがよく分かっていません。10発中7発が撃墜されたとする内容が本当なのかという点です。
Another satellite imagery of Sevastopol’s dry dock area.
— Special Kherson Cat 🐈🇺🇦 (@bayraktar_1love) September 13, 2023
+Animation for better visual understanding. https://t.co/aWjr7dxfaw pic.twitter.com/cIn0ugCYH7
ウクライナおよびアメリカなど西側は何発発射され何発命中したのかは分かっていると考えられるのですがストームシャドウは1発あたり319万ドル(約4億6000万円)とされ、仮に10発として46億円です。50億円と見積もってキロ級潜水艦は1隻あたり350億円~400億円とされるため費用対効果は非常に高かったと考えられます。
ちなみに他にも揚陸艦数十億円以上となっている他、元々ウクライナの乾ドックが使用不能となっておりその点からも攻撃は成功とみてよさそうです。
ウクライナ側は大量のミサイルで飽和させることでロシア側の防空網を突破させようとしていた可能性があるのですが、これは第二次世界大戦以降を見てもかなり大きな被害がでたものであり、現代戦におけるミサイルの有効性が示されたものになります。
ただし逆に見た場合、このような攻撃をされた場合防空網が突破されてしまうということであり、高価な艦艇を守ることが難しい実態も明らかにしています。