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スマホゲーからPCゲーム、様々なデイバスでゲームをプレイできるのですが、1日あたり3時間以上遊んでいるゲーマーらは、間食をせず定期的なスポーツもしているなど驚きの研究結果が報告されました。

これはポルトガルのルソフォナ大学の学者らが行った研究で、論文では今回調査の対象となったポルトガルのゲーマーは定期的な身体活動を行っているほか、健康的な食事など、健康的なライフスタイルを実践しているという実態が明らかになたっとしています。

Game on: A cross-sectional study on gamers’ mental health, Game patterns, physical activity, eating and sleeping habits - ScienceDirect
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0747563223002522#sec6

論文によると、いわゆるゲーマーは不規則な生活スタイルに不摂生な食生活、身体活動の少なさなどに関連付けられることがあるものの、 ゲーム障害を含むこれらの健康上の問題と有病率を評価することによって特に非常に熱心なポルトガルゲーマーは実際はどうなのか特定することに今回のテーマが置かれたとしています。

研究では235人のゲーマー(うち83%が男性)を被験者として社会人口統計情報と健康情報、ゲームと栄養習慣、身体活動パターン、睡眠衛生、精神的健康を評価しました。

結論としては、今回の被験者ゲーマーにおける平均ゲームプレイ時間はなんと1日あたり3.5時間でした。これはかなりのゲームプレイ時間になるのですが、どうやら彼らは睡眠時間を削ってゲームをしているみたいで、被験者ゲーマーの 2/3はそれほどプレイしていないにもかかわらず睡眠の質が低いことがわかったとしています。

被験者ゲーマーはゲーム中にお菓子を食べるなど何らかの食事をすること回答している人はほとんどいなかったといいます。もちろんエナジードリンクなどよくわからないメーカーゴリ押しのゲーミング飲料水なども飲む人はほぼゼロレベルでした。

そんな彼らについて、235人中ゲーム依存症、またはインターネット ゲーム障害として知られるその形態の有病率が驚くほど低くアンケート結果に基づくいた判断としてゲーム中毒の可能性は2%未満しか該当しませんでした。

そしてそんなゲーマーは不健康なことをしていると認識しているのか運動をしていると回答している人がかなり多かったといい全体の63.8%が何らかのスポーツをしていると回答しました。
主なスポーツと活動はチームスポーツ サッカー、フットサル、ハンドボール、バスケットボールなど39%、レジスタンスエクササイズトレーニング 28%、個人スポーツ として、ランニング、サイクリング、陸上競技、水泳が22%だったとしています。

結論として今回の研究では睡眠の質が低いにもかかわらず定期的な身体活動、ゲーム中の良い間食習慣、問題のないゲーム行動などを特徴とする健康的なライフスタイルを維持しているとしており、プレーヤーは感情的に混乱することはなく健康状態の尺度でプラスのスコアを示しす傾向が見られたとしています。