
今月18日、アメリカ海兵隊のパイロットが操縦していたF-35Bが緊急脱出後行方不明になっていた件について、サウスカロライナ州チャールストン空軍基地北東で墜落した痕跡を発見したと報じられています。
この出来事については今月18日(現地時間17日)にパイロットが緊急脱出した後もそのまま飛び続け、機体がどこにいったのか分からない『行方不明』になったという稀な事故です。この事故については近隣住民にも情報を求めたというくらい墜落地点が分からず、捜索するため航空機を巡回させるなど対応をしていました。
結果として、チャールストン統合基地から北東に位置する森林地帯でF-35Bが墜落したと考えられる痕跡を発見しました。
こちらがその墜落現場の上空映像です。見てもわかるように炎上したことによる葉の枯れなどが確認でき、間違いなく墜落が発生したと考えられます。ただ、映像では機体の残骸などがほとんど確認できず頑丈なエンジンなどがいったいどこまで飛んでいったのかは謎となっています。
F-35Bはスウェーデン11というコールサインだったことが分かっているのですが、F-35Bに搭載されているトランスポンダーが事故のある時点で動作していなかったといい、墜落地点の正確な把握ができなかったとしています。また同時の気象状況も悪かったらしく通信指令担当者が無線で「飛行機がどこに墜落したか、彼は確信が持てない」「天気のせいで紛失しただけだと言ってました」という会話が録音されている内容がSNSなどにアップされています。
結果として、チャールストン統合基地から北東に位置する森林地帯でF-35Bが墜落したと考えられる痕跡を発見しました。
🇺🇸 💥 Footage of F-35B wreckage and debris at crash site in Williams County, South Carolina. #F35 #F35Crash #F35B #LockheedMartin #SouthCarolina #Charleston #CrashSite #F35Jet #F35Mishap #F35Mystery pic.twitter.com/iP7EMLg6vz
— Off the Radar (@offoftheradar) September 19, 2023
こちらがその墜落現場の上空映像です。見てもわかるように炎上したことによる葉の枯れなどが確認でき、間違いなく墜落が発生したと考えられます。ただ、映像では機体の残骸などがほとんど確認できず頑丈なエンジンなどがいったいどこまで飛んでいったのかは謎となっています。
なぜ見つからなかったか
気になるのはなぜ機体が長時間見つからず行方不明になっていたのかです。海外メディアによると、まず緊急脱出時点でF-35Bは自動操縦がONになった状態でした。そもそもなぜそのような状態で緊急脱出が行われたのか、何が原因だったのかもよく分かっていません。F-35Bはスウェーデン11というコールサインだったことが分かっているのですが、F-35Bに搭載されているトランスポンダーが事故のある時点で動作していなかったといい、墜落地点の正確な把握ができなかったとしています。また同時の気象状況も悪かったらしく通信指令担当者が無線で「飛行機がどこに墜落したか、彼は確信が持てない」「天気のせいで紛失しただけだと言ってました」という会話が録音されている内容がSNSなどにアップされています。