韓国メディア聯合ニュースなどによると、最大野党『共に民主党』のイ・ジェミョン（李在明）代表に関して北朝鮮に巨額不正送金をしていたなど複数の容疑で検察が逮捕状を請求がでていることに関して、国会は同代表に対して逮捕同意案を賛成多数で可決したと報じています。

韓国では会期中は逮捕されないという『不逮捕特権』があるのですが、これは国会の判断で委ねられるという一文があり今回投票の結果、賛成票が上回ったということになります。

李在明氏については様々な数々疑惑があり、その一つは2018年以降の京畿道知事時代に下着メーカー大手『サンバンウルグループ』を通じ北朝鮮に対して巨額資金をしていた疑惑です。そして問題なのはこの人物は福島第一原発事故に伴う処理水の放出に強烈に反対している韓国野党の代表、トップであり、現在の与党尹錫悦政権に対して対する抗議のハンガーストライキを行っていまいました。

しかしこのハンガーストライキについても福島第一原発事故の処理水に関わる抗議そのものが自信が逮捕されないようにするために行っていた可能性があるとも指摘されているのですが、最近になり体調が悪化したなどと病院に搬送されています。国会の採決と病院に搬送されたことについて関係性があるのかは分かっていません。

この李在明代表に関しては逮捕前に「明白に違法不当な今回の逮捕同意案の可決は政治検察の工作捜査に翼を付けてやるもの」と主張したものの、距離を置く党内の反対派からは見切りをつけられ投票では造反、つまり逮捕に賛成したことが確認されています。

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