
様々な地図アプリがあるのですが年に数例、これを信用したなどという理由で海に落ちるなど事故を起こす人が確認されています。これに関して昨年橋から落ち死亡した遺族がグーグルを訴えた裁判を紹介します。
この事故は2022年9月、ノースカロライナ州で発生した事故でとある男性がグーグル・マップのナビゲーション機能を利用しながら運転していたところ、橋が崩壊していることにドライバーが気付かず6フィートしたに転落。溺死したという事故です。
Family Sues Google for Fatally Telling Father to Drive Off Collapsed Bridge
https://futurism.com/the-byte/family-sues-google-telling-father-drive-off-bridge
これに関して遺族は「グーグル・マップが橋が壊れて通れないと更新さえしてれば死なずにすんだ」などと主張しグーグルを訴えているものです。現在この裁判は進行中で裁判所の判断はでていません。
▼事故現場、道路は廃道状態

そもそも道を示しているだけのグーグルマップに何の責任があるのかは不明ですが、遺族によるとこの橋は少なくとも13年前から崩壊が始まり9年前には完全に崩壊していたといいます。この橋を管理していたのは州や街ではなくどこかの不動産会社という表現があり、廃業したか何かで当時の不動産業者は管理していなかったといいます。
遺族が訴えているのはグーグルと土地と橋の維持管理を担当しているとされる地元企業2社としています。
グーグルを訴えるのは論外のような気もするのですが、もっと事故がありそうなのは誰か作ったかわからないような有志による手製の橋などを渡って転落するなどのケースです。これに関して過去に韓国で発生した『登山道事故』で調べたケースを紹介します。
日本ではいわゆる整備された『遊歩道』での事故は管理している側に責任が生じる可能性があるとしています。つまり公園や寺など入場料をとるような遊歩道であればそこを管理している市や県、会社に責任があるというものです。しかし『登山道』のように誰も管理していない、国有地で自然の中にある、管理者が存在しない道については原則そこを渡る人の自己責任となるケースが多いとしています。
今回のケースを無理やり日本の解釈に当てはめると土地の管理者がいるらしく、当然ドライバーの過失は考えられるものの通行止めにしていないなど業者側にも過失があり責任は免れないということになると考えられます。
Family Sues Google for Fatally Telling Father to Drive Off Collapsed Bridge
https://futurism.com/the-byte/family-sues-google-telling-father-drive-off-bridge
これに関して遺族は「グーグル・マップが橋が壊れて通れないと更新さえしてれば死なずにすんだ」などと主張しグーグルを訴えているものです。現在この裁判は進行中で裁判所の判断はでていません。
▼事故現場、道路は廃道状態

そもそも道を示しているだけのグーグルマップに何の責任があるのかは不明ですが、遺族によるとこの橋は少なくとも13年前から崩壊が始まり9年前には完全に崩壊していたといいます。この橋を管理していたのは州や街ではなくどこかの不動産会社という表現があり、廃業したか何かで当時の不動産業者は管理していなかったといいます。
遺族が訴えているのはグーグルと土地と橋の維持管理を担当しているとされる地元企業2社としています。
市道などの事故
グーグルを訴えるのは論外のような気もするのですが、もっと事故がありそうなのは誰か作ったかわからないような有志による手製の橋などを渡って転落するなどのケースです。これに関して過去に韓国で発生した『登山道事故』で調べたケースを紹介します。
日本ではいわゆる整備された『遊歩道』での事故は管理している側に責任が生じる可能性があるとしています。つまり公園や寺など入場料をとるような遊歩道であればそこを管理している市や県、会社に責任があるというものです。しかし『登山道』のように誰も管理していない、国有地で自然の中にある、管理者が存在しない道については原則そこを渡る人の自己責任となるケースが多いとしています。
今回のケースを無理やり日本の解釈に当てはめると土地の管理者がいるらしく、当然ドライバーの過失は考えられるものの通行止めにしていないなど業者側にも過失があり責任は免れないということになると考えられます。